消防設備士乙6の試験を受けるために消防試験研究センターで電子申請の申し込みをしました。
クレジットカードで申し込みをしたところ、システムエラーが発生して申し込みがダブってしまい、重複申請となってしまいました。
今回は消防設備士試験をクレジットカードで電子申請をした時にシステムエラーで重複申請してしまった場合にやっておくべきことと消防試験研究センターからの対応について私の体験談を元に紹介します。
電子申請で申し込み
消防設備士乙6の試験を申し込むにあたり、消防試験研究センターのホームページで電子申請を行いました。
申し込みあたり必要事項を全て記入し終わり、支払い方法はクレジットカードを選択。
最終確認ボタンを押して、申し込み完了の画面が表示されましたが、直後の画面移動の時にブラウザがエラーになってしまいました。
実際に申し込みができたかどうか不安になりました。
そこで、申し込み時に登録したメールアドレス宛に登録完了メールが届いているかどうかを確認したが10分くらい待ってもメールが届いていなくて、さらに消防試験研究センターの電子申請状況を確認するページで必要事項を入力の上、確認するボタンを押しても無効な番号としてエラーメッセージが表示されていたため、申し込みができていないと判断しました。
そのため、もう一度消防試験研究センターにて電子申請を行いました。
今度は最終確認ボタンを押した後に申し込み完了画面が出た後、申し込んだ数分後には申し込み完了メールが届き、電子申請状況を確認するページでも必要事項を入力したら2回目に申し込んだ内容がきちんと表示されていました。
無事に受験申請が終わり、あとは試験本番まで勉強を頑張るだけだと思っていたところ、この後大変なことになるとはこの時は知る由もありませんでした。
重複申請が発覚!
消防設備士の試験申し込みを終わらせたのは夕方ごろだったので、その後は家で夜の時間をのんびり過ごしていました。
就寝前にメールだけチェックしてから寝ようと思ったところ、受信ボックスに同じ件名のメールが二通あるのに気づきました。
件名:【消防試験研究センター】消防設備士試験の受付完了通知
よくよく受信時間を見てみると2回目の申し込み完了メールが届いた1時間後くらいになんと1回目の申し込み完了メールが届いているではありませんか。
慌てて消防試験センターのホームページで電子申請状況を確認してみると、2回目の申し込み完了の際には表示されていなかった1回目の申し込みの計2件分の申し込みが表示されていました。
これは非常にまずいことになったと思い、どちらかをキャンセルしようと試みるも消防試験センターのホームページには下記のような注意書きがあり、キャンセルするには絶望的な状況でした。
一旦払い込まれた試験手数料等は、お返しできません。
重複申請が増えているので注意してください。
とりあえず、1回目の申し込み後にしばらく受付完了メールが届かなかったことと電子申請状況のページでも申し込みが確認できなかったから申し込みが正式にされていないと思い2回目を申し込んだということを理由にして翌日消防試験センターに問い合わせをすることにしました。
ちなみに消防試験センターにはメールで受け付けてくれる問い合わせ先はなく、電話(対応時間は平日9:00~17:00)のみの対応がネックとなりました。
しかも、電子申請に関する問い合わせ先は通話料がかかるナビダイヤルのみということも非常に困りました。ここはイチかバチかで受験地域である大阪の消防試験研究センターの電話番号に直接電話することにしました。
問い合わせをしてみることに
重複申請の翌日に消防試験研究センターの電話番号に早速問い合わせを行いました。
最初は電子申請に関してはナビダイヤルにかけてくださいとたらい回しにされるかと思いきや、あっさり状況を把握していただき、対応方法を改めて電話で回答をもらえることになりました。
問い合わせから数時間後・・・
担当者から電話が来て今回の件は以下の対応方法になると告げられました。
- 受験費用は受験日当日に試験会場に設置されている本部センターで現金で返金
- 申し込み時にかかった手数料は返金できない
この条件を告げられた時に最初の本部センターでの返金は100歩譲るとしても、システムエラーによって今回の重複申請が発生しているから手数料が戻ってこないことに対してはおかしいと反論し、もう一度社内で対応を検討して欲しいと伝えました。
また、試験日当日に体調不良などで試験会場に行けなかった場合はどうなるかも気になったので、合わせて確認するようにお願いしました。
改めての回答は翌日以降に電話で回答をもらえることを約束し、電話を切りました。果たして、どのような結果になったのでしょうか。
正式回答がやってきた
酷すぎる対応を告げられた翌日、担当者から再度電話がかかってきて今回の正式な対応方法について説明がありました。
- システムエラーは確実に発生していたのを確認できたため、完全にシステムに非があったので手数料も返金する
- 返金は試験会場ではなく、決済したクレジットカードの取り消しによって行う
以上、2点が相手から提示されたので、快く承諾しました。
そもそもの今回の原因が試験センターのシステムエラーと始めから伝えているので、最初からこの方法を提示するのが筋なのではないかなとは思います。
結果として無事に間違って申し込んだ申請分を取り消しできて返金もできたのでよしとしました。
今回の件から私が伝えたいこと
消防設備士の電子申請におけるトラブルは申請画面に記載している重複申請の注意からも多いように感じました。
今回の私のようにシステムエラーなど正当な理由により重複申請でトラブルになった場合は、問い合わせフォームが設けられていない以上、電話で問い合わせが必要となりますが、お金がかかるナビダイヤルではなく、受験地域の都道府県に設けられている試験センターの電話番号にかけるのが一番です。スタッフは親切丁寧に対応してくれます。
また、少しでも対応におかしい点があると感じた場合は相手からの提案を丸呑みするのではなく、きちんとこちらの意見を主張し、相手からの返答を待ちましょう。正当な主張であれば、きちんと返金取り消しなどの対応してくれるはずです。
消防設備士乙6の勉強に向けて
無事に重複申込問題も解決し、試験の申込も完了してしたので、あとは試験本番の合格に向けて勉強あるのみです。
毎日コツコツと勉強していますが、そこで私が使用しているテキストを最後に紹介したいと思います。
使用しているテキストは公論出版です。
消防設備士試験に必要な知識をまとめたテキストだけでなく、過去問が掲載されているので選びました。過去問は試験センターから公表されていないので、非常にありがたいです。
ただし、欠点としては中身は全て白黒印刷なので、人によっては見にくいと感じるかもしれません。
私は勉強中に重要な部分をマーカーを引いたりして少しでも見やすくする工夫を施してその欠点をカバーしています。
消防設備士の資格を取得したいという方にはこれ一冊で試験に向けて勉強ができるのでおすすめの教材なのは間違いありません。
最後に
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
今回は消防設備士の受験申込の際に消防試験研究センターで電子申請をしたらシステムエラーで重複申請になってしまった際に私が取った行動と試験センターの対応についてまとめてみました。
私のようにシステムエラーで結果的にやむなく重複申請となってしまった場合は受験地の消防試験研究センターに電話して対応を仰ぐのが一番です。
私のように正当な理由があれば、絶対に返金処理をしてくれるはず。
一度申請された内容は変更及び取り消しができないと書いてあるから泣き寝入りするしかないと諦めるのではなく行動するようにしましょう。
同じような状況になってしまった方の参考になれば幸いです。
それでは、また。