【一発合格】消防設備士乙6を合格するためにおすすめ参考書と勉強法

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消防設備士乙種第6類の受験を考える多くの方が、「独学でも本当に一発合格できるの?」かという不安に直面するのではないでしょうか。

特に社会人として働きながら資格を目指す場合、「どれくらいの勉強時間が必要?」「どの教材を使えば最短で受かる?」といった疑問は尽きません。

私自身、AIによるホワイトカラーの仕事が代替されるという恐怖から何か資格を取らないとやばいと目指した全くの素人でしたが、独学で乙6試験に一発合格することができました。

乙6は、建物の安全に不可欠な消火器の点検・整備という独占業務を持つ国家資格です。そして、消防設備士「入門資格」としても人気があります。

「乙6に最短で一発合格したい!」と願うあなたのための参考になるように合格を勝ち取った記録を公開しています。

この記事を読めば、あなたの勉強の不安は自信に変わるはずです!

消防設備士乙6とは

数ある消防設備士の資格の中でも、特に消火器の点検・整備に特化した国家資格です。

消火器は最も身近で重要な消防設備の一つなので、乙6は消防の知識がなくても比較的取り組みやすい資格と言えるでしょう。

乙6を取得すれば何ができる?

乙6を取得することで、以下の独占業務を行うことができます。

消火器の整備
古くなった消火器の部品交換や薬剤の詰め替えなど、消火器が正常に機能するように整備する作業

消火器の点検
法令に基づき、消火器が適切に設置され、機能的に問題がないかを定期的にチェックする作業

これらの業務は、消防設備士乙種第6類の資格を持たない者は行うことができません。

とりあえず乙6を選ぶべき理由

乙6は消防設備士の入門編として非常に人気が高い資格なので、消防設備士の資格に興味がある方はまず初めに受験することになると思います。

出題範囲の限定
他の消防設備士資格と比べて、出題される設備が消火器のみに限定されているため、勉強の範囲が狭く、集中しやすいのが特徴です。

受験資格なし
年齢、学歴、実務経験を問わず、誰でも受験できます。

副業で小銭が稼げるかも
資格を取得すると消火器の点検業務のアルバイトをすることができます。
平日は本業に精を出して、休日で時間が余っている時はアルバイトなんてこともできます。

ちなみに私が消防設備士を目指すきっかけをくれた芸人ザブングルの加藤さんも本業の合間に消防設備士の仕事をして稼いでいるそうです。

合格までの記録

ここからは私が消防設備士乙6を一発合格した際に要した勉強時間や使用した教材を紹介します。

勉強に要したトータル時間

私が勉強を開始したのは2025年の3月からでした。

毎日の朝活で絶対に30分を勉強に充てると決めてそれを試験の日まで続けました。

後々消防設備士甲種の資格も取得してたいと考えていたので、甲種の受験資格としても活かせる第二種電気工事士と並行して勉強していたので、少々辛い日もありましたがなんとか継続できました。

消防設備士は全都道府県別に開催されていて、試験日も試験会場もそれぞれの都道府県で異なります。私が受験地として選んだのは住んでいる大阪で7月27日が試験日でした。

試験日前日までを毎日勉強したので、

 単純計算で 30分×133日 = 3,990分 = 66.5時間

約60時間勉強に割いたことになります。

使用した教材

手っ取り早く合格を勝ち取りたいと思っていたので、使用する教材はなるべく試験に最短で合格できる教材を狙いました。

そこで、選んだのが公論出版のテキストと過去問がセットになった教材です。

消防設備士試験は試験時の問題は回収されてしまうため、過去問が一切出回ることはありません。

しかし、この公論出版の教材では過去問がほぼそのまま掲載されています。

消防設備士試験は過去に出題された問題をそのまま出題することがほとんどだと聞いていたので、それを信じこの教材でひたすら勉強しました。

教材の構成として、重要項目ごとに章立てされていてテキスト部分が数ページ続いた後にその内容に関する過去問が掲載されています。過去問には答えだけではなく解説も載っているので、非常に勉強がしやすかったですね。

勉強方法

テキスト部分を読んで、そのあとにすぐ過去問を解く。このスタイルをひたすら何周も続けました。

初回にこの方法でテキストを読み進めたときは単語の意味や概念があまりわからない状態だったので、読み込むのにかなり時間がかかりました。読み慣れてきた2周目以降は理解も進んでいたので、どんどんと時間を短縮して読み込みを進めることができました。

公論出版は過去問が掲載しているというメリットがありますが、全てのページが白黒印刷となっているため、カラー印刷などに慣れている人だとそのままでは非常に読みにくいテキストです。

当の私も非常に読みにくいと感じていたので、蛍光ペンでここぞという重要箇所だけをマーカーしながら読み進めるようにしていました。

過去問の解説はほとんど文句のつけようのないくらい素晴らしいんですが、唯一機械に関する基礎的知識の章だけは問題によっては解説に使用されている計算方法が文系の私にも理解できるような解説がされていないと感じました。そんな時はChat GPTに問題に関する質問をして理屈を掘り下げてもらったり、解説に掲載されているよりも簡単な計算方法を教えてもらって理解を深めました。

そんなこんなで試験本番までにはトータルでテキストと過去問をセットで4周しました。

ここまでくるとほとんど過去問は完璧に覚えている状態で試験に臨むことができ自分の自信にも繋がりました。

ちなみに実技に関しては全ての問題の回答をそのまま書けるレベルまで暗記しました。

試験本番での様子

試験当日は60%のだけ取れれば合格できると知っていたので、比較的落ち着いて試験会場への道中や試験会場内を過ごすことができました。

そしていざ、試験開始の合図で試験を開始することになりましたが、公論出版テキストで勉強している身としてはほとんどが知っている問題のオンパレードで噂通りだなと思いながら問題を解き続けました。

筆記試験
知らない問題も3問程度出てきましたが、他の問題で回答できているはずという自信があったので、わからなくても切り捨てて回答しました。

実技試験
全て自分の知識でゼロから回答を作成することで、いくら問題と回答を丸暗記しているとしても少し不安を抱いていましたが、私が受験したときはテキストに掲載されていて知っている問題だったので、スラスラ回答することができました。

問題を解くのにかかった時間

試験時間は1時間45分用意されていましたが、見直しを含めて全てを40分程度で終わらせることができました。途中退席は試験開始後35分から認められていて、見直しを終えてやることもなくなったので荷物をまとめて試験開始から40分後には問題用紙と回答用紙を試験官に渡し試験会場を後にしました。

試験結果

試験から1ヶ月と少し経過頃、オンラインで合否確認をすると合格者一覧に自分の受験番号があり、無事に合格することができました。

その翌日に届いた合格通知には改めて合格したことと実際にテストで何%獲得していたかが書いてありました。

筆記試験は基礎知識と構造・機能は満点を獲得しましたが、惜しくも法令で90%で全体で96%でした。

実技試験は全て見たことのある問題だったので、こちらも満点かなと思っていましたが、90%という結果でした。何か書き間違えをしたかもしれず、ちょっと残念でした。

とはあれ、無事に合格できたのでよしとしましょう。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

今回は消防設備士乙6に合格するためのおすすめ参考書と勉強法をお伝えしました。

結論としては公論出版のテキストを購入してひたすら周回させるのが手っ取り早く合格する方法だと思いました。

初めは見慣れない単語や概念がたくさん出てきて戸惑うかもしれませんが、時間が許す限り根気よく続けていたら理解が進んで必ず合格できるはずです。

私は同じ時期に合わせて受験していた第二種電気工事士も合格していたので、次は甲種4類に挑戦しようと計画中です。

これを読んでいるあなたも消防設備士乙6に合格できるよう頑張っていきましょう!

それでは、また。

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