第二種電気工事士学科試験を受験しました!合格に向けた勉強法も紹介

学習
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2025年5月25日に実施された第2種電気工事士の学科試験を受験してきました。

自己採点の結果、学科試験は満点近くを獲得して無事に合格できました。

この記事では完全独学でどうやって学習を進めたのか、実際に使った教材や勉強時間までをリアルに紹介します。

これから受験を考えている方や、勉強法に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!

第二種電気工事士の受験申込

私が第2種電気工事士の受験を思い立ったのが3月末頃。

学科試験の受験方式はパソコン画面で行うCBT方式と大きな会場で行う筆記方式があります。CBT方式は会場での筆記方式よりも1ヶ月近く早い試験日が設定されています。

学科試験日まで2ヶ月しかなく、短時間の勉強で受かる人もいるということは聞いていましたが、確実に一発で合格したかったため、本音を言えば受験日も自由に選べてパソコン画面で試験ができるCBT方式で受験したかったのですが、勉強時間的に厳しそうだったので会場に受けにいく筆記方式で受験することを決めました。

受験試験の結果

2025年5月25日、第二種電気工事士の学科試験が実施されました。

私自信久しぶりの試験受験ということもあり前日から不安で押しつぶされそうになりながらも会場へ向かい試験を受験しました。

過去問と同じような問題が出てスラスラ解ける部分もありましたが、初めて見るような問題もあり翻弄されながらも現地で試験を解き続けました。

試験時間は2時間近く用意されていますが、私は回答と見直しを合わせて約一時間近くで終えることができました。

会場受験の場合は試験開始後、一時間後には途中退出が認められているので、それに合わせてそそくさと会場を後にしました。

できなかった問題や自信がなかった問題もありましたが、実力は全て出し切ったのであとは解答速報が出るのを待って自己採点するだけです。

解答は受験日の翌日に受験センターから公表されますが、私はオーム社が試験日当日の18:30ごろに発表する解答速報を元に自己採点しました。

結果は96/100点を獲得!

過去問では大体平均80点台をうろうろしていたので、本番で実力以上の成果を発揮することができた感じです。

私が実践した学科試験に向けての勉強

学科試験を無事に通過した私が実践してきた勉強方法やどれくらいの学習期間が必要だったのかを紹介していきますね。

勉強開始時期

勉強を開始したのは試験日の約2ヶ月前の3月末です。

1ヶ月で受かるという話も聞いていましたが、余裕を見て2ヶ月前から始めることにしました。

購入した参考書

評判の高いオーム社のぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すい~っと合格を購入しました。

オールフルカラーでとても見やすく、解説はわかりやすいイラスト付きで理解が進みました。過去問題必須180選でテキストで学んだ内容をすぐに試験問題に単発で挑戦できるので知識の定着がしやすい。

また、過去問が計2回ついていたので、テキスト学習が一通り終わった後に自分の実力を測るのにもってこいでした。

勉強法

最初は購入した参考書の内容をひたすら読んで理解を深め、並行して過去問題必須180選を解くというのを2周くらい繰り返しました。

参考書以外にHOZAN第二種電気工事士試験対策アプリをスマホにダウンロードしました。

こちらは電車通勤時間の隙間時間にテキストでインプットした内容をカテゴリ別問題を解いたり、過去問を解いたりしてアウトプットに活用しました。

配線図記号や材料及び工具、工事の施工方法などは暗記するだけなので参考書中心でよかったのですが、問題が計算問題でした。

学生時代は文系だったので電気の知識に関してはさらっと触れたただけで、電気の理論などほとんど頭に入っていません。計算問題を解くためにテキストでは細かく図解してあったとしても全くと言って良いほど理解できませんでした。前半のオームの法則などは理解できたとしても後半のスター・デルタ回路や電圧降下・電力損失などはほぼ丸暗記に頼るしかなく、問題が応用されたとしたら全く太刀打ちできなかったのです。

しかし、ここでお世話になったのがYoutubeのガミデンキチャンネルです。


動画では講師の方の説明がとってもわかりやすく、特に苦手だった計算問題については基礎理論からバッチリと解説してくれるので、公式の丸暗記にならずに済みどんな問題が出ようとも回答する時に理論から考える癖がついたので過去問の計算問題はほぼ毎回満点を取ることができました。

計算問題に自信のない方は視聴することをマジでオススメします。

トータル勉強時間

私が第二種電気工事士の学科試験に向けて勉強した時間を発表したいと思います。

基本ルーティーン
  • 毎日の朝活で25分
  • 通勤時間の合間に5分

一日30分を2ヶ月毎日繰り返したので約30時間。

電気知識がほとんどない人でも毎日30分の勉強を継続することができれば確実に合格できるでしょう。

技能試験に向けて

余裕を見て試験日の2ヶ月前の3月末から勉強を始めたことで4月末ごろに一通り勉強を終えていました。自分の実力を試すためにテキストの巻末に掲載されている過去問2回分を解いてみたところ両方とも8割近く取れていたので、これは本番まで油断しなければいけると確信。

まだ、学科試験には合格していませんでしたが、5月の長期連休GW中に技能試験も練習しておこうと練習キットを購入。

私はそこまで繰り返し練習することはないと思ったので、電線セットは一回分を注文しました。

GW期間中にHOZANやガミデンキチャンネルで技能試験の施工方法の動画を見て、実際に複線図をNo.13まで一通り描けるようにしつつ、公表問題のNo.2までをやり終えました。

初めてやったNo.1は器具の使い方も配線の取り付けかた等もわからず苦戦したため合計で90分近くかかりました。しかし、やり方のコツを掴んだNo.2では複線図作成と作品作成を合わせて35分で完成させることができ大きく飛躍することができました。

その後は学科試験本番まで何もしませんでしたが、今回自己採点で無事に学科試験に合格したと分かったため残りの期間でどれだけ正確かつ迅速に作品を完成させられるか練習していきたいと思っています。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございます。

第二種電気工事士の学科試験を受験した感想としては正しい教材を選ぶことができ、基礎知識をある程度頭に入れたら過去問の繰り返し学習でしっかりと対策できるということ。

2ヶ月前には電気の知識なんて全くなかった私でも学科試験を無事に通過することができています。

今回紹介した勉強方法は忙しい社会人だとしても限られた時間の中でも効率よく得点力を伸ばせるはずです。

これから受験を控えている方は、ぜひ自分に合ったスタイルで勉強を進め、合格を勝ち取りましょう!

それでは、また。

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