海外ひとり旅で英語って必要なの?その疑問にお答えします。

体験記
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海外ひとり旅に強い憧れを抱く方は多いのではないでしょうか?

ひとり旅はツアーなどで旅行に行く場合と比較してトータルコストは安くつきますが、出発前の準備から現地での過ごし方やトラブル対策までの全てのことを自分で行わなければなりません。

その中でも旅行先で過ごす際に絶対に必要となってくるのが、現地でのコミュニケーションです。

旅行先で過ごすならに世界共通言語となりつつある英語が喋れないといけないのかという疑問に世界10カ国(主にヨーロッパと東南アジア)に海外旅行した経験のある私がお答えしたいと思います。

ひとり旅に英語は必要なの?

結論から言ってしまうと海外ひとり旅を120%楽しみたいのであれば、英語は絶対に必要となります。

その国の母国語が英語以外であったとしても個人的な経験則とはなりますが、観光地周辺は意外と英語が通じちゃたりします。

そのため、現地の人とコミュニケーションを気軽に取ることができる英語は旅立つ前に多少覚えてから旅行に行く方が望ましいです。

英語がもたらすメリット

英語を操れるだけで海外旅行は本当に楽しくなります。
そのメリットについて二つの側面から見ていきましょう。

読めるメリット

観光地にある案内板には現地の言語に加えて英語が書かれていることが多いです。

さらに飲食店で渡される料理のメニュー表などにも英語が合わせて書いてあるか、海外旅行者向けに英語のメニューが用意されていることもあります。

英語が読めるようになれば、これらの情報を瞬時に把握することができます。

空港や道などで道に迷った時でも案内板を見れば行きたい場所がある程度わかりますし、飲食店でもメニューに書かれている英語でその食べ物がどんなものなのかが注文する前に理解することができます。

話せるメリット

英語は言語である以上、他人とのコミュニケーションをするために存在しています。

旅行中は喋らずにひたすら黙々と旅を続けることももちろんできてしまいますが、海外旅行に行った時に現地の人たちとの触れ合いも醍醐味の一つと言えるでしょう。

私はあらかじめ宿泊する全てのホテルや観光地のチケットはネットで事前予約していてひとり旅中はそんなにしゃべることはないだろうな〜と思っていましたが、いざ旅行が始まってみると宿泊先のホテルのオーナーが出迎えてくれる時や飲食店などで店員さんとコミュニケーションする機会がそこそこあったのです。

私は簡単な英語であれば喋ることができたので、こういった場面でも現地の人と気軽にコミュニケーションが取れていい旅の思い出になっています。

ひとり旅での英語対応策

日本で生活していたらほとんど英語を使う機会がないので、英語なんて習得するのが無理!と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、まだ諦める必要はありません。

英語がわからない方に向けて海外旅行で3つの対応策を用意していますので、上手に活用してみてください。

翻訳ソフトを駆使する

今はAI技術が進んでいて翻訳ソフトを駆使すれば、現地の人とコミュニケーションをすることは簡単にできちゃいます。

特にChatGPTの同時通訳機能には目を見張るものがあります。

プロンプトで「今から日本語を喋ったら英語ににして」とChatGPTに話しかければ、それ以降は日本語を自動的に流暢な英語に翻訳して喋ってくれます。ドラえもんのほんやくコンニャクがほぼ現実のものとなっているのです。

ただし、いくら優れている翻訳ソフトでもその動作には多少の時間がかかってしまうため、会話のテンポにラグが発生してしまいます。

スムーズな会話を楽しみたいのであれば、翻訳ソフトだけに頼ってしまうのはどうしても力不足が否めないです。

翻訳ソフトはあくまでサブ的な役割として利用するのがいいと思います。

出発前に簡単な英語だけはマスターする

現地の人とスムーズにコミュニケーションをするのであれば、やはり英語は覚えたいところ。

英語を話したりするのなんて無理と考えている方もいるかもしれませんが、世界には英語を話している人がたくさんいます。

英語が難しい言葉であるならば世界中でこんなにたくさんの人が話せることはまずあり得ないでしょう。日本人が英語を喋れないのは日常的に使っているか使っていないかの違いだけ。

自分の表現したいことを難しい単語を使わなきゃいけないとあれこれこねくり回すのではなく、簡単な単語で伝えるだけでいいんです。

そうしたら英語を覚える気持ちは楽になりませんか?

極論を言えば、中学英語さえ押さえておけばなんとかなっちゃいます。

自分の目的を伝えたい時は主語と述語と目的語さえ伝えることができれば、コミュニケーションは円滑に行うことができます。

最後に、海外旅行中にこれだけは覚えておいて損はないという短いフレーズを三つ紹介します。
中学英語とこの三つさえ頭に入れておけば、海外旅行で困ることはないはずです。

海外旅行中に意外と役に立つ短い3つのフレーズ

Go ahead.
お先にどうぞという意味になります。
列に並んでいる時、相手に先に行って欲しい時に使えます。

Sorry?
相手が言っていることをもう一度聞きたいなという時に使えます。
耳に手を当てると聞き取れなかったんだなということがより相手に伝わります。
語尾を少し上げるのがコツ

Just a moment.
相手に少し待ってもらいたい時に使えます。
空港の受付やホテルのフロント、飲食店での注文など多くの場面で使える万能フレーズ。

ボディーランゲージ

極力、現地の人と触れ合う時に英語が喋れたら一番いいですが、コミュニケーション中にどうしても伝えたいことが言語で出ない時の最終手段はボディーランゲージです。

レストランでの注文でメニューの読み方がわからない時は食べたいものに指を差して「This one, please.」と言えば注文ができますし、数を伝えたい時も指の本数を立てることで相手に的確に伝えることができます。

どうしても伝えたい意思を見せることができれば、相手も理解してくれてそれに応えてくれるはずです。

ここら辺のメンタルは出川イングリッシュを見習ってみてもいいかもしれませんね。

ただし、国によっては自分が当たり前の意味と思っているボディーランゲージだとしても違う意味で捉えられることもあるので、行きたい国のボディーランゲージの意味は最低限調べるようにしましょう。例えば、日本ではよく使う人差し指と親指を輪っかにするOKサインも国によっては侮辱のサインと捉えられることがあります。

最後に

ここまで、お読みいただきましてありがとうございます。

今回はひとり海外旅行に行くのに英語が必ずしも必要なのかということについて語りました。

私としては英語を使えるようになると日本語しか扱えない場合と比較して海外旅行で過ごす楽しさは120%上がると思います。

ひとり海外旅行に憧れを抱いている方で今英語が読めない喋れない方もまずは簡単な中学英語の学習から始めてみてはどうでしょうか?

それでは、また。

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