不労所得と耳にすれば、働かなくてもお金が入ってくるためみなさんが憧れる夢の収入源ではないでしょうか。
そんな夢のような生活を送りたいと思う人は多いと思います。
現在新NISAがとても流行っていて、今まで投資をしてこなかった人もこれを機に投資に注目しているのではないでしょうか?
しかし、巷でよく言われている積立投資枠で投資信託を購入するだけなら分配金・配当金などのキャッシュフローは生まれず、自動的に再投資に回されちゃいます。つまり、資産の金額はどんどん増えていくんですが、自分が使えるお金は増えないためになかなかお金が増えているという実感が湧きづらいのが実情です。
そこで、投資のモチベーションアップにはさっき紹介した定期的にお金が入ってくる仕組みも作りたいところですよね。
そこで私が目をつけたのが高配当株投資です。新NISAの積立投資枠で投資信託をコツコツと毎月積み立て購入しつつ、余った余剰資金で少額ですがコツコツと配当金がもらえる高配当株や分配金が出るETFを購入してキャッシュフローも作り出そうとしています。この額が月5000円になるように私は今挑戦しています。
毎月コツコツ投資なので最初のキャッシュフローは額はとても小さいです。しかし、投資額がどんどん増えていけばそこから得られる配当金や分配金は複利の力も借りてとてつもない額になっていくだろうと確信しています。
新NISAで積み立て投資しか考えていなかったという方もこの記事を見て、成長投資枠で高配当株やETFをやろうかなと検討している方の参考になれば幸いです。
今回は5回目の報告記事になります。前回の2024年6月の報告記事もよければご覧ください。
毎月5000円の不労所得を目指すための投資スタイル
配当金や分配金を生み出すために私が行なっているのは分配金が年に4回発生する米国ETFを積立で購入することと日本国内の優良高配当株に少額ずつ投資、国内REITに投資することの3本柱です。
始めた当初は本当に額が少なかったんですが、今ではぼちぼち良い感じに育ってきています。
基本的には毎月30,000円を米国ETFの原資に、10,000円を国内高配当株の原資に回しています。
国内REITは別枠の余裕資金からタイミングを見て購入しています。
ちなみに、月5000円つまり年間6万円の不労所得を得るためには年利3%だとすると約200万円の資産が必要になる計算になります。時間はかかると思いますが、地道に頑張っていくつもりです。
2024年9月の配当金・分配金の結果報告
それでは、2024年9月に保有しているETFや株式から得られた配当金や分配金を見ていきたいと思います。
米国ETF
米国ETFは二つの種類を購入しています。
一つは米国の全株式が丸っと購入できるVTIです。
米国の株式市場の成長による利益と分配金(年利1%程度)を二つ合わせていただくことができちゃいます。こちらは毎月定額購入をしています。
ちなみに厚切りジェイソンさんもおすすめしていた米国ETFです。
もう一つは高配当ETFの一つでSPYDです。
年間分配金が脅威の年利4~5%近くあり、配当生活にはもってこいのETFとなっています。
こちらは毎月定額ではなく、価格が安くなった時に買い漁っています。
それでは、現在それぞれの保有するETFの保有数と今回いただいた分配金を見ていきましょう。
保有ETF | 取得単価 | 保有数 | 税引後分配金 |
---|---|---|---|
VTI | 260.71 | 9 | 7.06 |
SYPD | 35.86 | 17 | 5.6 |
今回受け取った分配金の利回り
VTIからの分配金 0.3%
SPYDからの分配金 0.91%
今回受け取った分配金の円ベース
(※USD=145円で計算)
VTIからの分配金 1,023円
SPYDからの分配金 812円
合計 1,835円
という結果になりました。
分配金の額が低いんじゃないかという方もいらっしゃるかもしれませんが、年に4回も分配金をもらうタイミングがあります。VTIを毎月コツコツ積み立てていけばことを考えるとこのまま順調に行くと年に一万円くらいが懐に入ってくると考えて良さそうです。
ちなみに、VTIは新NISA口座で毎月コツコツと運用しているので非課税ですが、SPYDは特定口座で運用しているので課税されています。特定口座のSPYDをいつ売却するか迷っていますが、しばらくはこのままでいく気がしています。
VTIは企画当初では毎月30,000円もあれば積立できていましたが、円安と株高の影響で今では毎月30,000円をドル転しても1株を買うことができていません。現在は過去のドル転積立分を取り崩す形でなんとかVTIの積立ができていますが、そろそろ限界が来るかと思っています。このまま円安株高が続けば、毎月の積立金額を40,000円にせざるを得ない状況になるかと感じています。
国内高配当株
もう一つの不労所得の柱は日本の高配当株です。
理想としてはトータルで年利3%以上の配当金がもらえるよう自分の中でルールを決めて購入する株式を決め、毎月コツコツと資金の積み立てを行っています。一番注意したいのはなるべく一つの業界に偏らずに会社に偏らずに分散投資を心がけています。
大きな資金があるわけではないので、単元株(100株)ではなく、単株(1株)で購入しています。
私が利用しているSBI証券では個別株式の売買手数料が無料なので、手数料を気にせず売買できるのはとても嬉しい限りです。
それでは、次からは私が保有する日本の国内高配当株を見ていきましょう。
業種別保有割合
自分が保有する株の業種別の保有割合を取得金額ベースで円グラフ化してみました。
2024年に新NISAが始まってから本格的に高配当株を買い増ししたいと目論んでいました。
年初から株価下落をひたすら待ち望んでいましたが、今年の8月にようやく大きな下落がありましたので、そこで大きく買い増ししました。
普段は投資資金をプールさせて、また暴落が起こったタイミングで引き続き買い増しを行いたいですね。
化学セクターに比率が多かった前回と比べると今回はゴム製品セクターが他よりも少しだけ突出しているのを除くと比較的満遍なくセクターに分散して投資できているかなと思います。そもそもゴム製品セクターは一株の価格が高いのでこうなってしまうのは仕方ないかなと少し割り切っている面もあります。今後も株を購入するときはセクターをなるべく分散して購入するように注意していきます。
総取得価格
324,267円
配当金
今回7月〜9月の間にいただいた配当金を円グラフにして発表したいと思います。
今回受け取った配当金の合計金額
880円
去年の9月に発表した配当金が一社だけだったんですが、高配当株を買い続けた結果、7月〜9月の期間に6つのセクターから配当金をいただくことができるようになりました。
引き続き、下がった高配当株があればコツコツと買い増ししていきたいと思います。
国内REIT
国内REITは1株あたりがかなり高額な部類の金融商品となりますが、5%近い高い利回りに惹かれて購入しています。
今回の期間にまた新たな国内REITを1株購入しました。
まだ分配金はいただいていませんが、次回の12月の発表の時には念願の初分配金になると思います。
総取得価格
223,400円
トータル
2024年9月にいただいた米国ETFと国内高配当を合算すると2,715円となりました。
2024年中にいただいた分を全て合わせると2023年分はトータルで6,959円!
夢の月5,000円配当には年間に60,000円の配当が必要となるので、まだまだ先は長いです。
月5,000円まで進捗率11.5%
最後に
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
まだまだ額としては小さいですが、やっぱり配当金や分配金は非常に嬉しいものです。
2024年からは新NISAが始まっているので、成長投資枠を思う存分使い、分配金と配当金がスクスクと育っていくと信じてコツコツと購入していきたいと思います。
今後も分配金や配当金が入ってきたら定期的に報告していこうと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、また。