【夢と金】お皿洗いから学ぶ!お金を稼ぐための3つのルートと実用例

ライフスタイル
記事内に広告が含まれている場合があります。

先日、キングコング西野亮廣さんの『夢と金』を読みました。

この本では夢を語る前にまずはお金がなければ話にならないと強いメッセージが冒頭に伝えられて、ビジネスを行う上で大切な考えやアイデアをいくつも紹介されていました。

その中でも自分がとてもためになったと感じたのはお皿洗いのお話です。

今回はこのお皿洗いの話を紹介しつつ、お金を稼ぐときに取れる三つの手段とお皿洗いの他にも応用できそうなことを紹介していきます。

気になった方は実際に書籍に触れてみてくださいね。

お皿洗いの話

『夢と金』ではお金を稼ぐための3つの手段をわかりやすく、f皿洗いのお手伝いを例に紹介されていました。

順番に見ていきましょう。

自分で皿を洗う

自分の時間を使って皿洗いのお手伝いをします。

皿を洗っただけおこづかいをもらうことができますが、皿を洗わなければおこづかいは途絶えてしまいます。おこづかいが欲しければ永遠にお手伝いを続けなければなりません。

働いたお金を貯めて食洗機を買う

皿洗いのお手伝いでもらったおこづかいを貯めて、自動でお皿を洗うことができる食洗機を購入します。

これによって自分が直接お皿を洗わなくても機械が代わりにしてくれるので時間と労力が節約できることができるようになります。

しかし、食洗機の価格が1万円だったとしたら皿洗いの対価が一日100円であれば、100日間働いてようやく食洗機を買うことができるようになります。

めでたく100日目以降は食洗機が皿洗いを代行してくれて、それ以降は自分が何をしていてもお小遣いが入ってくるシステムの出来上がりです。浮いた時間を使って自分は好きなことができるようになります。

借金して食洗機を買う

お手伝い初日にお手伝いを依頼してきたお父さんに無理を言って、食洗機代1万円を借金し、食洗機を買います。

なんと、借金をすることでお手伝い初日からお皿洗いは食洗機が皿洗いをしてくれるんです。

ただし、お父さんから1万円の借金があるので、お小遣いが1日100円だとしたら100日間は返済に当てるのでその間はお小遣いはなしになります。

しかし、最初からお手伝いをしないメリットを借金によって得られるので、自分は一切お手伝いをせずに自由な時間を最初から謳歌することができます。

ただし、現実世界では借金をすると利子が発生するので、少しリスクは発生することに注意です。

お金を稼ぐ時に取れる3つの手段

ここからは先ほどのお皿洗いのお話を3つの手段に分けてより詳しく解説してきたいと思います。
お金を稼ぐ、つまりビジネスを行う時に取れるアクションは大きく分けて3つあります。

  • 自己労働
  • 労働からの再投資
  • 借金で先行投資

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自己労働

読んで字のごとく、自分が働くことでお金を稼ぐことです。
多くのサラリーマンやアルバイトとして多くの人がこれに当たります。

ただし、自己労働には大きなデメリットがあります。

それは、自分が働き続けなければ収入は発生しないという点です。
体調を崩したりして働くことができなくなった瞬間にお金の流れは止まって生活に困ってしまいます。

労働からの再投資

働いて得た収入の一部を貯めておいて、自分の労働の代わりになる仕組みを購入することです。
例えば、業務を効率化する機械やシステムを購入するのが典型的な例ですね。

最初は自分が働く必要はありますが、システムを導入することで自分の労働時間を大幅に減らすもしくは無くすことができます。

システム導入後は働く時間が減っても同じ収入が得られるようにできれば生活に困ることはなくなります。

借金で先行投資

初めから自分の労働の代わりもしくは自動化できる設備やシステムを借金で購入して自分のビジネスを加速させます。

もちろん、借金をすることで当然返済による利息を支払う必要がありますが、ビジネスで得られる利益と利息の支払いを計算できていれば、生活が困ることはありません。

このモデルに似ている先に紹介した労働からの再投資に比べて最初から自分が全力で労働する必要はないのがいい点です。

借金は一般的に悪いものだと見なされがちですが、ビジネスの世界では成長のための大きな原動力となる可能性を秘めています。ちゃんとしたビジネス計画と見通しがあれば投資手段として積極的に活用していくのがいいかもしれません。

ビジネスでの応用パターン

西野さんは『夢と金』の中でお皿洗いのお手伝いを例に出してくれましたが、よりビジネスに応用できそうだなと感じたので、3つのビジネスモデル例を元に自己労働、労働からの再投資、借金による先行投資の3段階に分けて紹介していきます。

野菜栽培

手作業で栽培

初期投資を最低限に抑えて、自分の手作業だけで少量の野菜を育てて収穫、そして販売する。

頼れるのは自分が持つ労働力だけになってしまうため、労働時間が長くなり体力的な負担も大きくなってしまいます。

売上を元手に農耕機械を購入

収穫した野菜の売上を貯めて、耕運機や自動水やり装置などの農耕機械を購入し、自分の労働を減らしながら効率よく野菜の収穫量を増やして販売する。

売上が上がるまでは手作業での栽培となってしまいますが、機械をひとたび導入することができれば、栽培する野菜の種類を増やしたり、自分の自由な時間を増やすことができます。

借金で農耕機械を購入

最初から借金をして農業機械を購入して野菜栽培と販売を始めます。

借金のパワーを使って機械システムを導入することができることに加えて、最初から大規模に色々な野菜を生産しちゃうことも可能です。

野菜販売から得られた利益の一部を借金返済にあてる必要があるので、多少のリスクは発生しますが事業が成功すれば、ほとんど労力をかけずにどんどんと事業を拡大させることもできちゃいます。

手作り雑貨の販売

手作りして販売

手作業で一つ一つ雑貨を作り、コツコツ地道に販売します。

全てが手作業となってしまうので、オリジナルパーツを取り入れたい時はパーツ製作に余分に時間がかかってしまうことと組み立てにはかなりの時間がかかってしまいます。

売上を元手に機材を購入

手作り雑貨の売上を積み重ねて資金を貯めて、3Dプリンターや専用の製造機材を購入して、製作の効率を上げ、雑貨を販売します。

オリジナルパーツも3Dプリンターによって簡単に製作することができ、製造機材によって製造プロセスの時間を大幅に短縮することができます。

機材導入によって浮いた時間でデザインの改良や新しい雑貨の開発にも時間を割くことができます。

借金で機材を購入

借金で雑貨製作に必要な機材を一通り揃えて、最初から効率的に雑貨を製造していきます。

借金完済まではリスクが付きまとってしまいますが、製造プロセスのほとんどを機械やシステムがやってくれているため、事業の初期段階から自分はデザインや企画などのクリエイティブなことに集中することができます。

自転車宅配サービス

自分の自転車と既存アプリで配達

手持ちの自転車やスマホの既存の地図アプリを使って自分自身が地道に宅配業務を行うスタイル。

自分一人で宅配するため可能な距離や量に制限はありますし、既存の地図アプリなので複数件の宅配をするのに効率的な周り方を行うことはできません。

売上で効率的な機材システムを導入

宅配サービスから得られた収入を貯めて、少ない労力で移動できる電動アシスト自転車を購入したり、宅配受注から配達までを効率的にできる専用のアプリを開発導入する。

電動アシスト自転車とアプリの導入により体力を温存ながら効率的に配達を行うことができます。

効率的なシステムがある程度回ってさらに収入が安定してくれば、配達員を雇うことで自分の自由な時間を確保することができます。

借金で効率的な機材システムを導入

借金により事業の開始時点から電動アシスト自転車や専用アプリを開発導入します。

もっと大きく借金できるのであれば、そこに配達員を雇用することで自分は最初から労働することなく自由な時間を満喫できます。

しかし、借金による返済リスクはあるのでビジネスモデルによほどの自信があれば別ですが、コストが多くかかってしまうため最初から配達員を雇うことは避けた方が無難です。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

今回はキングコング西野亮廣さんの『夢と金』で紹介されていたお皿洗いの話からお金を稼ぐために取れる3つの手段とビジネスへの応用例について紹介しました。

お金を稼ぐための3つの手段を最後にもう一度おさらいします。

  • 自己労働
  • 労働からの再投資
  • 借金で先行投資

地道にコツコツ稼いでいくなら自己労働から始めるのでいいと思いますが、もしこれだと思うビジネスアイデアがあるならリスクを考慮して積極的に借金を利用してもいいかもしれません。

より詳細に内容を知りたいという方はぜひ本書を手に取ってみてください。

それでは、また。

タイトルとURLをコピーしました