楽しいフランス旅行を襲った悲劇!巧妙な募金詐欺の手口

体験記

前回の記事で紹介した工場派遣バイトで貯めたお金で二週間ほどヨーロッパをぶらりとしていました。

ヨーロッパで過ごした二週間はプー太郎をやっていて本当に良かったと心から思えるかけがえのない時間でした。大学卒業後にそのまま就職していたら決してこんな長期間もヨーロッパを旅行することはまずできなかったからです。

しかし、楽しいヨーロッパ旅行でも海外旅行には必ずと発生してしまうトラブルがありました。
今回は2010年頃にフランスを旅行中に私が引っかかってしまった詐欺のお話をしたいと思います。

ぜひ、ヨーロッパでの詐欺の手口の一つをぜひとも紹介いたします。

オペラ座の悲劇

フランス旅行ではパリの大半を観光するために地下鉄と徒歩で移動をしていました。

その日は早朝からサンク・クール寺院を観光し、朝日を拝みながら今日もいい一日になるようにと気分爽快で一日が始まりました。

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サンク・クール寺院で朝日を補充した私は地下鉄に乗り込み、意気揚々とオペラ座まで向かいました。

オペラ座ですが、事前に館内ツアーがあることを知っていたので、ツアー開始までオペラ座周辺で時間を潰すことにしました。まだ朝食をとっていなかったため宿泊しているホテルの近くで前日に購入したパンをオペラ座を眺めながらむしゃむしゃ頬張って空腹の腹を満たすのに必死でした。

そんな時、どうやら西洋人数名がグループになってオペラ座の周辺にいる人に声をかけていました。彼らは何かの署名活動らしく声をかけた人に署名をするようにお願いしていました。何人かに声をかけた後彼らは私に近づいてきて、署名をしてくれと懇願して来ました。署名用紙をみると何人か署名しているっぽかったのですが、英語で書かれた文章をざっと目を通したところ障がい者のための募金活動をしているということと障がい者マークが署名用紙に書いてありましたが、書いてある英語の内容が全くの意味不明でこれはまともな組織ではないと直感で分かってしまいました。

適当にあしらっていると署名だけでいいからしてくれと3〜4人に囲まれたため、ウザかったので仕方なくそこに適当な名前を記入した。すると「署名したのだから金をカンパしろ!」といちゃもんをつけて来たのだ。私は「払いたくない」と強く何回も拒否したが、相手がしつこく何回も何回もカンパしろと喋り続けて来て、埒が開かなくなったことを見計らって1ユーロだけでいいからと今まで金額を指定していなかったところに少額の譲歩案を提示してきたのだ。

この面倒な勧誘が1ユーロで解放されるならと払うそぶりを見せ、実際に払おうと思ったが、財布の中には残念なことに10ユーロ札しか入っていなかったのだ。「10ユーロ札しかないので、9ユーロをお釣りでくれ」と提案したら相手は承諾したので、渋々10ユーロ札を財布から出した瞬間にそのまま奪い取られてしまい「お釣りは渡すわけねーよ」とさっきと真逆のことを言われる始末、おまけに10ユーロ札を財布から出す時に財布ごと取られそうになってしまった。幸い、こういうこともあろうかと財布にはキーチェーンをつけていたので、財布ごと取られる心配はなかったのが不幸中の幸いだった。

10ユーロを出した私を見た周囲の別の募金活動グループが私のところにワラワラと寄ってきやがったが、それ以降は一切無視を決め込むことにして何を喋られても真顔かつ沈黙を貫き通し、奴らとの関わりを断ち切ったのだった。一切反応をしなくなった私を見かねて募金活動仲間は他のターゲットを探すように私の前からは消えていった。

結果的に今回の事件で10ユーロを失ったわけだが、いい勉強代だと思ってその後のフランス旅行を楽しむことにした。その後待ちに待ったオペラ座の館内ツアーは内部の荘厳な雰囲気に圧倒されたのはもちろんのこと、日本語ガイドさんも付いていてため、オペラ座の内部の細かいこだわりなどが前提知識もなくそのばで聞けて非常に満足な時間を過ごすことができたのであった。

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エッフェル塔でも遭遇

フランス旅行はいろいろなところを巡りましたが、オペラ座の募金活動家のような集団を他にも見かけました。

それがフランスの代名詞エッフェル塔です。エッフェル塔はチケット制で事前にチケットを上に登ることができます。私はちょうど夕日が沈むくらいの頃に塔の上に登れるチケットをオンラインで事前に購入していて、早めにエッフェル塔に着いたので、エッフェル塔の真下にある広場でその時間になるのをひたすら優雅に待っていました。すると、また障がい者募金のための署名ボードを持った女性が私の元に近づいて来るのがわかりました。私はまたか・・・とその人に話かられても完全に無視してあしらっていると、近くにいた警察の方も痺れを切らしてその女性に対して「そんなことはやめておけ」みたいなことを声掛けしてくれたおかげもあって、立ち去ってくれました。

うざったい署名活動をかわし、予約時間になったので、エッフェル塔にエレベーターで最上階まで上がると目の前にはパリの景色に加え、夕日がまばゆくほど綺麗でこの朝にあった10ユーロも取られてしまったこど水に流せるほどパリに来て本当に良かったという感情が心から沸き起こっていました。

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ホテルに帰ってから真実を知る

エッフェル塔からの夕日を見終わって夕食を食べた後に宿泊していたホテルに戻ってきて、まずしたことといえばホテルのwifiを使って今日あった募金活動について他に被害が出ていないかどうかだった。

なんと、日本の外務省のホームページに私が遭遇した署名募金と同じ手口の詐欺が流行っていますと注意喚起があったのだった。それさえ見ていれば、朝のオペラ座の被害を防げたのになとホテルで1人落ち込んでしましました。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございます。

今回は私が2010年ごろに遭遇した募金署名詐欺について語りました。
今現在もこういった詐欺が続いているのかは私にはわかりません。しかし、似たような詐欺は横行しているような気がしています。

今回の募金詐欺にあってから私は自分の中で海外旅行での教訓を作っています。
よければ参考にしてみてください。

この募金詐欺から得られた教訓

  • 道端で突然話しかけられたら絶対におかしいと思え
  • 話しかけられても基本無視を貫け
  • 少額だとしても現金を見せては絶対にダメ

ヨーロッパは陸続きとなっているため、いろんな人種がヨーロッパ中を自由に移動できてしまいます。フランスを含め、ヨーロッパ諸国へ旅行に行く方は私のように自分がカモにならないように私の教訓を参考にして気を引き締めて旅行を楽しんでください。

それでは、また。

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