英語が身に付く?マレーシア留学のメリットとデメリット

学習法
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英語を学ぶために留学したい!と思っている人にオススメしたい地域があります。

それが、マレーシア。

マレーシアで英語留学と聞いてもあまりピンとこない方もいるかもしれません。英語を学ぶなら欧米への留学が王道だと考える人が大半ではないでしょうか。

私自身、行く前は留学でマレーシアを行き先にして本当にいいんだろうかと思っていましたが、留学を終えて振り返ってみると今では行っておいてよかったと心から思っています。

この記事では私の体験をもとにマレーシア留学で感じたメリットとデメリットについて紹介したいと思います。

留学先をどこにしようかと考えているあなたの参考になれれば幸いです。

マレーシア留学のメリット

まずはマレーシア留学のメリットについて3つ紹介していきます。

費用が安い

マレーシア英語留学のメリットはとにかく費用が安いことにつきます。

私が申し込んだ留学プログラムは往復の航空チケットと1ヶ月の学費と居住食費を合わせても30万円くらいでした。

欧米への英語留学に比べるとコストは約半分くらいに抑えることができます。

また、交通手段である飛行機も東南アジア向けの便になるのでLCCなどを使用すれば比較的安く抑えることもできます。

治安がよくて優雅な生活ができる

海外は日本に比べて治安が不安だと思う方もいるかも知れません。

しかし、ことマレーシアに関しては日本と同じくらいの治安と思っても差し支えありません。

日中は普通に生活できたのはもちろんのこと、夜道に1人でも歩いていても何も起こらないくらいに本当に治安が良かったです。

また、私が通っていた学校は居住場所としてコンドミニアムを提供してくれていました。

コンドミニアムとは

個別の居住空間とは別に住民全員で共有する施設やサービスが充実している高級アパート。
セキュリティーやメンテナンスサービスもバッチリで安全で快適に生活ができます。

共有スペースにプールやジムが付いていたので授業の空きコマや休日を利用して友達とプールを楽しんでましたね。

学校に行っている間にホテルさながらのハウスキーパーが自分の部屋を平日は床を中心に掃除に来てくれました。

留学中はコンドミニアムに住んでいるだけで日本とは比べ物にならないくらい優雅な生活を満喫していました。

旅行も楽しめる

平日は学校で英語漬けの毎日となりますが、土日は学校が休みとなります。

この土日の休日を利用してコンドミニアムやその周辺地域でのんびりして過ごすのもいいですが、多くの学生はマレーシアやマレーシア周辺の国に手軽に旅行することが多かったです。

マレーシアは東南アジア諸国の中心に位置しているためそれらの国に旅行するにはもってこいの国なんです。さらに、格安航空を利用することで旅行費用もかなり安く抑えることができます。

私は1ヶ月間という短い期間の留学でしたが、その間にマレーシアの有名観光スポットのマラッカやカンボジアにも旅行しました。

カンボジアに関しては一泊二日の旅でしたが、航空券と現地滞在費合わせても2万円ほどで済みました。日本からだと航空券だけでもこれ以上の値段がすると思うので、非常にコスパよく旅行できたと思っています。

私は行きませんでしたが、シンガポールやタイに旅行する学生も多かったですね。

マレーシア留学のデメリット

次にマレーシア留学の3つのデメリットについても触れていきましょう。

訛りがキツイ先生もいる

私が通っていた語学学校では多くの人種の先生がいて、バラエティ豊かな文化がある雰囲気でした。

ほとんどの先生は欧米ネイティブに近い発音をしていましたが、中にはとても訛りがキツイ先生も一部いました。

その先生の発音で一番印象深かったのはthinkという単語です。
本来であれば日本語表記だとシンクに近い音なはずなんですが、ティンクと発音されていました。
授業を受ける中でその単語が発音されるたびに何の単語なんだと理解ができなかったわけですが、だんだんthinkのことをそういっているんだなと気づくわけです。

世界には英語といっても地域によっては独特の発音をする文化圏もあるので、それに触れることができたと思えば貴重な体験だったと思っています。

寮のご飯が微妙

私が通っていた語学学校は寮生活みたいなものだったので、食堂で朝昼晩にご飯を出してくれました。

韓国人オーナーが経営する学校だったので出てくるご飯はマレーシア料理はほとんどなく韓国料理や日本風のご飯が多かった訳ですが、どれも味が微妙・・・。

出てくる味噌汁は出汁をとっておらず味噌を溶かしただけのスープでしたし、出てくるおかずも味付けはとてもお粗末なもので白米のお供にはとてもなりませんでした。

留学前に現地のご飯は合わないことが多いと事前に知っていたので、念のために日本からふりかけとインスタントの味噌汁は持っていっていました。

基本的には白米にはふりかけをかけて食べ、インスタントの味噌汁は4つか持っていっていなかったので、週一回の楽しみにして凌いでいました。

出てくる食事メニューは当日にしか分からず、食事の度に食堂に行ってメニューを確認して、美味しくないメニューと分かった瞬間に近くのレストランで食事を済ませるようになっていきました。

寮のご飯さえもう少し美味しければ、滞在費用をさらに抑えることができたのになと思った次第です。

とにかく暑い

室内だとクーラーがガンガンに効いているので、快適に過ごすことができるのだが、東南アジアに位置するマレーシアは日中にふらっと外に出ると日本よりも暑く感じます。

私が通っていた学校は居住先のコンドミニアムからは徒歩10分くらいの場所に位置していて、平日は毎日徒歩で学校とコンドミニアムを往復していました。

朝に授業がある時は気温がそこまで高くないので何とか通学できていましたが、昼から授業がある時は気温が高くなった街中を歩きながら学校に向かっていたので通学だけでもかなりの体力を消耗していました。

ただし、日中さえ室内メインで過ごすことができれば、夕方から夜にかけては日差しも弱まり、気温も下がっていくので外で活動することができますよ。

マレーシア留学で身についた英語力

話は変わってしまいますが、マレーシア留学で英語力は本当に身につくのかと疑問に思う方もいるかもしれません。

ここからは私自身マレーシア留学で身についた英語力についてお話ししたいと思います。

留学前、日本では大学まで通っていたのでリーディングはそこそこできましたが、英語でのコミュニケーションやリスニング力はボロボロな状況からの留学スタートでした。
配布されるテキストは英語しか書かれていませんし、授業はもちろん英語だけで進みます。

はっきり言って最初の2週間くらいはテキストは読むことはできますが、先生が何を喋っているのかは全然分からず聞き取ることさえ難しい状況でした。

しかし、ちょうど2週間を迎えた頃から先生が何を言っているのかを聞き取ることができ、英語で何か発表をする時も英語が喋れるようになってきているのを実感していました。

英語環境にどっぷりと身を投じることで体が英語に慣れ始めているのを肌で実感していました。

ところが、私の留学は1ヶ月と短期間だったため、完全に英語に慣れ始めてエンジンがこれからかかっていくぞという頃くらいに日本へ帰国しなければなりませんでした。私が唯一留学で悔やんでいることは1ヶ月ではなくせめて3ヶ月くらいの長期間では留学しておけばよかったなということですね。

しかし、日本に帰国してそのまま日本での生活が続くのであればせっかく鍛え上げた英語脳が訛ってしまうところでしたが、帰国1ヶ月後にはヨーロッパひとり旅を計画していたので、マレーシアで学んだ英語をしっかりと生かすことができました。

ヨーロッパでは普通にマレーシアで培った英語が通じたので短期の留学だとしてもしっかりと自分の成長に繋がったと実感しました。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

今回はマレーシア留学について個人的に感じたメリットデメリットを語りました。

メリットとしてはやはり低コストで英語を学ぶために海外留学できることだと感じました。

わざわざ大金を払って留学する目的は英語環境に身を置くことだと思うので、その環境に低コストで身を投じれるのは非常に良いことだと思います。

留学先をどこにするか検討中の方は是非ともマレーシアも一つの候補として入れてみてはどうだろうか?

それでは、また。

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