USJにSUPER NINTENDO WORLDが2021年にオープンし、ずっと行きたいと思っていました。
来場者数が多いと入場制限がかかって嫌だなぁ〜と思っていたところ、コロナの影響で入場制限が大幅に規制された時期を狙って行ってきました。
結果、USJ場内にいる人も少なく、整理券無しでSUPER NINTENDO WORLD入ることができてとてもよかったです。
今回はUSJのSUPERNINTENDO WORLDは実際のところどうなのかを紹介したいと思います。
完全に再現されたマリオの世界観
マリオワールドはUSJのエントランスから結構距離があります。
ルートを説明するとハリーポッターエリアやジョーズエリアの横を通り、ひたすら歩いて行き、ウォーターワールドのちょうど右隣がマリオ世界への入り口になります。その入り口をしばらく歩くと巨大な緑の土管が姿が出現します。土管の前では順番待ちをして記念撮影している人がいて、当然私も列に並び記念撮影をしちゃいました。
土管との記念撮影を終えてこれからマリオの世界に行けるんだという期待を胸に土管の中へと入りました。土管に入ると地面が少し坂になっているため足取りは少し遅くなり、さらに壁にはワープをした時のような流れ星のような映像が映し出されていて、土管を使ってゆっくりとマリオの世界にワープしているんだぞというのがヒシヒシと伝わってきます。
土管を抜けるとさっきまでの現実世界とは全く違うマリオの世界観が広がっていました。そこは3Dマリオのゲームの世界に自分が迷い込んだようでした。マリオ64をリアルタイムでプレイしていた世代としては感動の言葉しか出てこなかったです。
おそらくそれを意識してかマリオワールドに入った時の右側にはマリオ64の最初のステージに飛び込む壁画がありました。さすが、抜かりがない!
世界観をしばし味わった後にいざアトラクションへと向かうことに・・・
ヨッシーアドベンチャー
ヨッシーをモチーフとした乗り物に乗ってヨッシーの世界観を味わうアトラクションです。
入場規制があってもこのアトラクションには40分の待ち時間がありました。ところが、その40分の待ち時間も並んでいる最中はヨッシーアイランドをプレイしたことがある人なら誰でも心が踊らされるであろう仕掛けがたくさんあり、待機時間も全然苦痛とは感じなかったんです。様々なところまで人を楽しめる工夫が施されていることに改めて感心しました。
懐かしさを噛み締めながら並んでいましたがとうとう順番が回ってきました。私に乗ることになったヨッシーは一番望んでいた有名なあの緑色のヨッシーでした。ちなみに乗ることができるヨッシーは何色かあり、自分が望む色に乗れるかどうかとかどの色のヨッシーに乗れるかで列に並ぶ前から話題にできそうですよ。
肝心のアトラクションは座席の前に3色の卵のボタンがあり、アトラクション中にその卵が現れたらそのボタンを押すというシンプルなモノでした。
簡単だろうから見つけたらすぐ押してやろう!と意気込んでいたんですが、作り込まれたヨッシーの世界と合わせて、ヨッシーの乗り物から見える通常のマリオの世界も視界に入り、その二つの世界観が同時に目に飛び込んでくるため、マリオの世界にもに見惚れていると卵のことなんかすぐに見落としてしまっていました。
アトラクションが終了する頃には一つの卵しか見つけられず、とても残念でしたが、ヨッシーの世界観が楽しめて大満足でした。
マリオカート クッパの挑戦状
SUPER NINTENDO WORLDの目玉アトラクションであるマリオカートにももちろん行きましたよ!
ここでもコロナによる入場制限を受けているにも関わらず、先ほどのヨッシーアドベンチャーと同じくらい40分くらい待たされましたが、列に並んでいる時にはゲーム中に登場したトロフィーがあったり列に並んでいる人々を退屈させない様々な工夫が施されていましたので、苦痛には感じません。
操作説明
カートに乗る直前に広場に集めさせられて巨大スクリーンを見ながら、操作方法の説明を受けます。
USJのアトラクションによくあるパターンですね。
ひたすらアニメーションで操作方法を図解で説明されるんですが、言語的な情報はなかったように思います。言語情報がないのは日本語が理解できない海外旅行客のことも考えてのことだと思いますが、やはり少しは日本語の音声での説明もいいので入れた方がいいんじゃないかなと思いました。
さらに一度操作方法を見逃してしまうと再確認することができないので、しっかりとアトラクションを楽しむためにはしっかりとこのアニメーションを集中して見る必要があります。
一度見逃すともう操作方法がわからなくなってしまうので、後で見返せるように操作方法を待機中の壁のどこかに大きく貼るか、操作方法を説明したパンフレットを配るなどした方がいいんじゃないかなと思いました。
一緒に行った嫁はおしゃべりに夢中で操作方法をまともに聞いていなかったらしく本人が悪いんですが、完全に楽しめなかったと言っていました。
公式サイトには操作方法の説明書きが用意されていました。
マリオカート行く前に操作方法を確認したい方はこちらからどうぞ。
いざ、カートへ
カートに搭乗する前にはサンバイザーのようなものを渡されるんですが、これが少し重量があります。それに加えてAR体験ができるレンズをそのサンバイザーに装着するんですがそのレンズが小さいんです。カートに搭乗する前からなんだか少し嫌な予感はしていました。
一つのカートに4人が乗り込みますが、全員にハンドルが一つづつ用意されており、自分の思った通りにハンドル操作とアイテム操作が可能なので、乗り込んだ全員が楽しめる設計にもちろんなっていますよ。
レースがスタートすれば、やることは主に二つです。
- 右左に矢印が出た時にその方向にハンドルを回して操作
- ハンドルの真ん中にあるボタンを押してアイテムを前のキャラに当てる
アイテムを投げる時の標準を合わせる方法は自分の顔を狙いたいキャラに向けるだけ。その後アイテムボタンを押すとそのキャラにアイテムをぶつけることができます。
このアトラクションの最終的な目標は多くのコインを集めることです。そのコインは矢印が出た時にハンドルをちゃんとその方向に切る、もしくは相手にアイテムを当てることで獲得できます。ハンドル操作をきちんとやって、アイテムをゲットしたらひたすら前を走るキャラクターにアイテムを当てまくりましょう!
聞いていると非常に楽しそうなルールなんですが、このアトラクションの世界観には没入できませんでした。
ARの視野が狭すぎる問題
ARの視野が狭いにも関わらず、前を走るキャラクターはたくさんいるため自分の前はごちゃごちゃしまくっています。おまけに一緒にカートに搭乗している人のアイテムアクションも同時にARに表示されるため、AR上で何が起こっているのか訳がわからないくらいハチャメチャになっています。頭が理解できないままレースが進んで行きます。結局、訳がわからないまま無我夢中でハンドル操作とアイテムボタンを押しているとあっという間にレースが終わってしまいました。
ゲームのマリオカートやアーケード版のマリオカートを体験した身から正直に感想を言うとこのマリオカートはあまり面白くなかったです。
どれをとっても心から楽しめる要素はあまりなかった印象です。
もし、改善ができるのであればこうして欲しいなぁ〜を下にまとめました。
ハリーポッターアンドフォービトゥンジャーニーもゴーグルを装着必須から装着無しでも楽しめるように改良してくれたので、マリオカートも改良が加えられて欲しいと思います。
世界で日本にしかないSUPER NINTENDO WORLDはコロナが明けると世界中から楽しみにして来てくれる海外観光客がたくさん来るはずですから、それまでに改良が加えられることを切に願います。
その他の楽しみ
隠れピクミン
nintendo worldの中には隠れピクミンがいっぱいいるみたいです。私は2つしか見つけられませんでしたが、他にもいっぱいあるでしょうね。ヨッシーのアトラクションとマリオカート側の階段で一つずつ発見できました!
みなさんも行く時はぜひ、隠れピクミンを見つけてみてください。
バンド
nintendo worldの入り口の前や中で販売されています。購入すると設置されている「?」ブロックを叩くとコインの音が出ます。私は特に必要性を感じなかったので、購入は見送りましたがマリオの世界観を100%楽しみたい人は購入すべきアイテムですね
まとめ
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
今回はUSJにオープンしたSUPER NINTENDO WORLDの正直な感想を紹介しました。
USJ内には完全にマリオの世界が作り上げられ、入り口の土管を抜けた後のマリオの世界に足を踏み入れることができた感動は一生忘れることはないでしょう。しかし、アトラクションの作り込みが少し甘いかなと印象を受けちゃったと言うのが正直なところ・・・
ドンキーコングのエリアが今後オープンする予定みたいなので、その時にまたUSJに足を運びたいと思います。ドンキーコングといえば、トロッコが有名なので、それをモチーフにしたジェットコースターなどができることを期待しています。