不労所得と耳にすれば、みなさん憧れますよね。
働かなくてもお金が入ってくるって夢のような生活を夢見る人は多いのではないでしょうか。
今話題の積立NISAが流行っていますが、購入できる投資信託のほとんどは分配金などのキャッシュフローは生まれず、自動的に再投資に回されちゃいます。つまり、資産はどんどん増えていくんですが、自分が使えるお金は増えないためになかなかお金が増えているという実感が湧きづらいのが実感です。
そこで、投資のモチベーションアップにはさっき紹介した定期的にお金が入ってくる仕組みも作りたいところですよね。
そこで私が目をつけたのが高配当株です。積立NISAで投資信託を継続して購入しつつ、余った余剰資金で少額ですがコツコツと配当金がもらえる高配当株や分配金が出るETFを購入してキャッシュフローも作り出そうとしています。これが先程紹介した不労所得ってやつです。この額が月5000円になるように私は今挑戦しています。
毎月コツコツなので最初のキャッシュフローは額はとても小さいです。しかし、投資額がどんどん増えていけばそこから得られる配当金や分配金はとてつもない額になっていきます。
新NISAを2024年に控えていますので、この記事を見てその非課税枠で高配当株やETFをやろうと考えている方の参考になれば幸いです。
毎月5000円の不労所得を目指すための投資スタイル
配当金や分配金を生み出すために私が行なっているのは分配金が年に4回発生する米国ETFを積立で購入することと日本国内の優良高配当株に少額ずつ投資することの2本柱です。
始めた当初は本当に額が少なかったんですが、今ではぼちぼち良い感じに育ってきています。
ちなみに今は来年から始まる新NISAが発表されてから積立購入をストップして、来年度に向けてその分資金を温存していますので、2023年末までは購入金額に変更はない予定です。
基本的には毎月30000円を米国ETFの原資に10000円を国内高配当株の原資にしています。
2023年6月の配当金・分配金の結果報告
それでは、2023年6月に保有しているETFや株式から得られた配当金や分配金を見ていきたいと思います。
米国ETF
米国ETFは二つの種類を購入しています。
一つは米国の全株式が丸っと購入できるVTIです。
米国の株式市場の成長による利益と分配金(年利1%程度)を二つ合わせていただくことができちゃいます。こちらは毎月定額購入をしています。
厚切りジェイソンさんもおすすめしていた米国ETFです。
もう一つは高配当ETFの一つでSPYDです。
年間分配金が脅威の年利4~5%近くあり、配当生活にはもってこいのETFとなっています。
こちらは毎月定額ではなく、価格が安くなった時に買い漁っています。
それでは、現在それぞれの保有するETFの保有数と今回いただいた分配金を見ていきましょう。
保有ETF | 取得単価 | 保有数 | 税引後分配金 |
---|---|---|---|
VTI | 205.55 | 12 | 7.15 |
SYPD | 37.90 | 8 | 2.69 |
今回受け取った分配金の利回り
VTIからの分配金 0.28%
SPYDからの分配金 0.89%
今回受け取った分配金の円ベース
(※USD=140円で計算)
VTIからの分配金 1,001円
SPYDからの分配金 376円
合計 1,377円
という結果になりました。
一回の利回りにしては低いんじゃないかという方もいらっしゃるかもしれませんが、これが年に4回もらえるので、年利にするのであれば、単純計算で4倍すれば本来の運用利回りが出ると思います。
国内高配当株
もう一つの不労所得の柱は日本の高配当株です。
理想としてはトータルで年利3%以上の配当金がもらえるよう自分の中でルールを決めて購入する株式を決め、毎月コツコツと資金の積み立てを行っています。一番注意したいのはなるべく一つの業界に偏らずに会社に偏らずに分散投資を心がけています。
大きな資金があるわけではないので、単元株(100株)ではなく、単株(1株)で購入しています。
単株購入のデメリットとしては購入時に手数料はかかりませんが、売却時に最低でも50円の手数料がかかってしまうことです。しかし、私が目指すのは短期中期によって得られる売却益であるキャピタルゲインではなく、長期保有によって得られる配当金であるインカムゲインが目的なため、基本的に売却することはないことを想定すると特に問題はないと思っています。
それでは、次からは私が保有する日本の国内高配当株を見ていきましょう。
業種別保有割合
自分が保有する株の業種別の保有割合を金額ベースで円グラフ化してみました。
通信サービスと倉庫運輸サービスに少しウエイトが高いかなという程度で比較的分散投資できていると思っています。
配当金
次に今回いただいた業種別の配当金の金額の割合を円グラフ化してみました。
分配金に関しては株式の保有割合に対して貰える金額にばらつきが見られますが、会社によって配当利率が異なるので仕方ないのかなと思います。
今回受け取った配当金の合計金額
711円
トータル
2023年6月にいただいた米国ETFと国内高配当を合算すると2,088円となりました。
夢の月5,000円配当には年間に60,000円の配当が必要となるので、まだまだ先は長いです。
現在、月5,000円まで進捗率3.5%
最後に
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
まだまだ額としては小さいですが、やっぱり配当金や分配金は非常に嬉しいものです。
これからスクスクと育っていくと信じてコツコツと購入していきたいと思います。
今後も分配金や配当金が入ってきたら定期的に報告していこうと思いますので、よろしくお願いします。
それでは、また。