猫を飼っている方なら誰でも悩んでしまうのが猫の爪切りじゃないでしょうか。
爪を切らないと引っ掻かれて体から血が出てしばらくは痛々しい傷跡が残りますし、猫の習慣である爪研ぎで家中がボロボロにされてしまいます。
ところが、いざ猫の爪を切ろうとしても猫ちゃんが嫌がってしまってまともに切ることはできません。
今回は我が家で実践している猫が嫌がらない爪切りの方法をご紹介します。
実践までは少しばかり日にちはかかってしまいますが、一度猫が慣れてしまうと楽に爪を切ることができますよ。
猫の爪切りは至難の技
猫の爪切りほど苦労することはありません。
慣れた方だと力づくで猫の体を抑え込んでパチンパチンと上手に爪を切ってしまえると思いますが、コツが掴めない人は猫が暴れまくってしまって爪切りどころではありません。
爪を切る時に猫の機嫌が悪くなってしまって、暴れまくることは目に見えています。
我が家でも現在生み出した方法をやるまでは暴れないように猫を香箱座りにさせて上から力ずくで抑え込んで切ったり、猫を洗濯ネット入れて切りたい足だけ器用にネットだけ出して体を抑え込んで切ったりしていました。
しかし、これでも猫は暴れてしまってうまく切ることはできませんし、爪切りのために毎回毎回大変な労力が必要でした。
そこで、なんとか猫の爪切りをもっと楽にできる方法がないかと考えることにしました。
簡単に爪切りができる方法
そこで編み出したのがご褒美作戦です。
猫の大好物の代名詞といえば ちゅーる です。
我が家の猫たちはこのちゅーるをくれると分かる血相を変えておねだりしてきます。
皆さんの家の猫ちゃんたちもそうではないでしょうか?
我が家ではたまにこのちゅーるを猫におやつがわりに与えていたんですが、これを爪切りのご褒美として与えてみたらいいんじゃないかと思い立ったんです。
この簡単な2ステップで終わるご褒美作戦をいざ実践してみました。
猫の背中が自分のお腹にあたるように抱え、太ももで猫の下半身を支えます。
どちらか一方の前足だけを切るようにします。
この時点で嫌がると思いますが、とりあえず爪を一本だけ切るようにしてください。
切り終わったらすぐにちゅーるをあげる。
猫に爪を切ったらちゅーるがもらえると認識されるまでこの一連の流れを根気よく繰り返しましょう。
我が家では1ヶ月もすると、爪を切ればちゅーるがもらえると認識して今では爪切りを始めたらゴロゴロと喉を鳴らすようになりました。
皆さんが実践するときは初めの頃は爪を切る時にいつも通り猫が嫌がると思いますが、根気よく続けていきましょう。
ちなみに、ちゅーるには2種類のタイプがあります。
よくペットショップで見かけるのは袋タイプのもので、こっちがCMでもやっているので猫を飼っている方でちゅーるを購入している方はこっちを購入していると思います。
この爪切りではご褒美にちゅーるを少量だけあげればいいので、自分が出したい分だけ出してあとは蓋を閉めて保管できるちゅーぶタイプのものをおすすめします。
まとめ
今回は猫を飼っている方の悩みの種でもある猫の爪切りの画期的な方法をご紹介しました。
大好物のちゅーるを餌に爪を切らしてもらうご褒美作戦で爪が簡単に切れるようになります。
このご褒美作戦に猫ちゃんが慣れるまでは少し苦労するかもしれませんが、一度猫が慣れてしまうと爪切りをしてもらうだけでゴロゴロと喉を鳴らすようになりますよ。
猫の爪切りに苦労している方は是非一度試してみてください。
それでは、また。