みなさん、読書してますか?
最近は電子書籍も増えてきていますが、私は紙の本と電子書籍を色々試した結果、結局は紙の本が一番だなとひたすら紙の本を読みまくっています。紙の本で読書をする場合、一番の重要なのはどこまで読んだかがわかるようにすることではないかと思っています。
なぜなら、ここまで読んだと一回本をパタンと閉じた後、次に読書を再開する時に「あれ?どこまで読んだっけ?」と前回読んだところを探す必要があるからです。
そこで必要となるのがしおりです。
紙の本を読んでいるみなさんはこのしおりをどうしていますか?
積読、併読派の私はしおりはあればあるだけいいと思っているので、市販のものを購入していたら結構な金額になってしまうので自分で作るようにしています。しおりは極端な場合、A4コピー用紙を切り出してサクッと作ることもできますが、それだと何か味気ない・・・
そこで私がしおりを作る時に活用しているのが本を買ったらほとんどの場合についてくるあの本の帯です。
今販売されている本のほとんどには本の帯がついているため、これを捨てるのではなく、しおりとして有効活用していく。
今回はこの本の帯を使って自分だけのオリジナルしおりを作るというアイデアを共有したいと思います。
なぜ本の帯なのか
私がしおりを作るのに本の帯を使うのには大きく二つの理由があります。
まず一つに本の帯はその本に合ったデザインや本の内容に沿ったキャッチコピーが書かれているため、かっこいいまたはオシャレなしおりになる確率が高くなり、読書へのモチベアップに繋がります。
二つ目に自分で作成することによってクリエイティビティー発揮され、どうやったらうまく作れるかを考えることに繋がる。
こういった二つの理由により、私は本の帯でのしおり作成をやっています。
さらにしおりはオリジナル作品になるので、作成後は愛着が湧くようになること間違いなしです。
作り方
それでは本の帯を使用した自分だけのオリジナルしおりの作り方を見ていきましょう。
帯を取り外す
本を購入して読書する前に本についている帯を取り外します。
この時に帯はどのようなデザインになっているか、どんなキャッチコピーが書かれいるかをよく観察しましょう。
次の工程でとても重要になってきます。
デザインを決める
取り外した帯からどう切り出したらこの本に最適なしおりになるかを決めます。しおりの形は何も長方形にこだわる必要はありません。自分にこだわりがあるのであれば、少し台形寄りな一辺を少し斜めにしたりデザインにアクセントを加えてもいいかもしれませんね。
このデザインを決めるという工程がオリジナルしおり作成の一番重要な工程となります。ちなみに当たり前の話になりますが、一度カットしてしまうと帯はもう元には戻せなくなるので、切り出したデザインイメージを頭の中や本の帯を撮影した画像などを使って何回も試行錯誤を行ってください。
自分のクリエイティビティーを存分に発揮しましょう!
カットする
デザインを決めたら、あとは帯をハサミやカッターで切り出しましょう。
カットの際はなるべく切り出し口がなるべくガタガタにならないように丁寧にハサミを入れていくか、カッターを使うといいでしょう。
ちなみに私は自分が使うだけなのでハサミを使って切っています。切り口が多少ガタガタになるのも手作りの味として受け入れています。
しおりとして使う
世界に一つだけのオリジナルしおりが完成したら、あとは読書に専念するだけです。
存分に読書に励みましょう!自分がデザインしたオリジナルしおりがあることで読書へのモチベーションも上がること間違いなしですね。
実際に作ってみた
今回しおり作成に例に出す本は苫米地英人著『日本転生 絶体絶命の絶命の国の変え方』です。
この本の表紙自体、白を基調とした背景に黒い文字をバラバラに組み合わせていてとても斬新なデザインでとても洗練されていると一目で思います。当然それについてくる本の帯もそのデザインを踏襲しているので、しおりにするにはもってこいの一品だと思いました。
本の帯を取り外してどうカットすればこの本のしおりとして一番の輝くかをひたすら観察します。
自分の頭の中で色々試行錯誤してこれだというところを見極めます。カットしてしまえば、もう二度と本の帯は使えなくなるので、ここは慎重に何回も考えたほうがいいでしょう。
今回は私の頭の中で色々試行錯誤を重ね赤枠で囲まれた場所を切り出せば、この本にあったしおりとして使えそうだと感じました。
そして、カットして作成したしおりこれです。
どうでしょうか。なかなか本のデザインとマッチしたおしゃれな仕上がりになったのではないかと思います。これを読書する度にこのしおりを見て本を読み進めていくことで読書のモチベーションアップにも繋がりました。
作成例3選
ここからは私が本の帯を使って今まで作成したオリジナルしおりを紹介していきます。
デザインの参考にしてもらえるととても嬉しいです。
この本の表紙は名画フェルメールの『婦人と召使』の一部を4点だけにフォーカスを当てて、本のタイトルを縦と横で大きく配置しています。ぱっと見でデザインは余白を大事にしているなと感じました。本の帯を使ってしおりを作る際は、この帯は表紙と背表紙に位置する部分は少しごちゃごちゃしている印象が受けられたので、あえて帯の折り返しにあった黒背景に余白を持って配置されている金文字英字タイトルを採用しました。
『魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める魚の教養』
この本の表紙はマグロの大きな絵が非常に目を引きませんか?
なんと帯にも同じ大きさのマグロの絵があることに着目し、この本の帯はここを切り出すしかない!と一瞬でデザインが思いつきました。
この本は6人のエンタメの文化を築いた巨匠たちの生き様を語ってくれる本です。だからこそ、この本を象徴するのはこの6人であることは間違いありません。帯を観察するとこの6人の顔写真と名前が整理されて2列3行でデザインされていました。本の帯にするにはここしかないとそのまましおりに採用しました。
最後に
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
今回は本の帯を使って、手軽に作れるオリジナルしおりの作り方を紹介しました。
紙の本を読むときは必ずと言って必要となるしおりを原価0で自分のオリジナリティを発揮して作れるので、本を読書するだけでなく、自分のクリエイティビティーも発揮するツールとして活用することもできるようになります。
この記事を参考にして世界に一つだけしかない自分だけのオリジナルしおりを皆さんも作ってみませんか?
それでは、また。