お金を貯めたい気持ちはあって
「今月からするぞ!」と決心はするものの
気づいたら1ヶ月、2ヶ月と時間は経過していき
貯金ができない自分に嫌気がさしている・・・
そんなお悩みを抱いていないだろうか?
かくいう私も貯金が貯まらない人生を歩んでいました。
社会人になってお給料が入ってくると貯金なんてせずに
入ってくるお金のほぼ全てを自分が欲しい物や体験に費やしていました。
そのおかげで物欲が満たされ、色々な体験ができたりとメリット面もあるんですが、
やはり貯金がないと精神面で不安を覚えてしまいます。精神面が不安だと心に余裕が持てません。
「このままではダメだ!」とそんな精神面の不安を無くそうと
私はある時をきっかけに貯金に目覚めました。
今回は私が貯金ができる体質になった方法を伝授します。
月収の10%を貯金しよう
「毎月○万円貯金することを目標にしよう!」と意気込んでいても
自分の収入と生活費の関係があるため、デタラメに金額を設定しては続くことはできません。
貯金の習慣がない人はまずは月収の10%を貯めることを目標に設定することにしてください。
- 収入10万円の人であれば 1万円
- 収入20万円の人であれば 2万円
- 収入30万円の人であれば 3万円
たったこの習慣を継続するだけで、1年間で約1ヶ月の収入近くが貯まっているんです。
貯金は先取りが鉄則
入ってきたお金をまず自分が使いたい分だけ使って
余った分が出たら貯金すればいいや!
こんな甘い考えだと残念ながら一生お金が貯まることはまずありません。
人間は欲に弱い生き物なので、そんな考えでは一生貯金は不可能です。
そんな甘い考えを捨てて、毎月収入が入ってくればすぐに貯金をしましょう。
貯金をするためには給与口座とは別に貯金口座を必ず一つ以上作りましょう。
そうすることで、自分が今貯めているお金の金額が貯金用口座の残高を見れば一瞬でわかるようになります。給与用の口座と貯金用口座を一緒にしてしまうと使っていいお金なのか貯金用のお金なのか見分けがつかなくなり、貯金へのモチベーションが下がってしまいます。
毎月の収入が入ってきたら必ず即貯金!
これを心の中に唱えながら収入があればすぐに貯金口座に入れましょう。
明確な目標を持つ
貯金をする上で一番重要なことは貯金をする明確な目標です。
明確な目標とは金額ベースが手っ取り早く、かつそのプロセスや達成感が感じやすいためゲーム感覚で貯金ができるのでおすすめです。
貯金をしたことない方はまずは自分の貯金口座に100万円を貯めるようにしてみてください。
それがクリアできたら300万円。
それもクリアできたら500万円。
・・・とクリアするごとに金額のハードルを高く設定していくと知らぬ間にお金が貯まっているでしょう。
最初の100万円さえ貯めることができれば、貯金の習慣が身に付いています。
そこから金額が上がっていてても貯金に対して苦に感じることはないでしょう。
金額目標は逆算で考えよう
明確な目標を持って金額ベースで貯金していくことは分かっちゃいるけど、貯金をしようとしてもついついお金を使ってしまってお金が貯まらないという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方には逆算的に貯金を考えると自分の中で罪悪感が生まれ、嫌でもお金を貯めたくなる心理が働くはずです。
逆算的方法とは何か。それは自分で立てた目標金額を基に現在の貯金額を比べて、足りない分は自分が使ってしまったからなくなっていると暗示をかけ、その金額不足分を早く穴埋めをしなければならないと自分に奮い立たせる方法です。
例えば、目標貯金額が100万円だったとして、現在の貯金額が60万円とします。
目標金額と現実の差額は40万円です。本来であれば、この40万円は将来にわたってコツコツ貯めていけばいいやと楽観的に考えるでしょう。しかし、ここで逆算的方法を用いると、本来100万円あったはずの貯金から自分は40万円も使ってしまったので、この穴埋めをしなければならないと躍起になることができます。
本当はまだ到達したことのない貯金額ですが、自分の深層心理に暗示をかけ、貯金を使ってしまったという罪悪感を利用して、本来あった金額に戻そうという原動力を心の中に作り上げるテクニックです。
最後に
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
紹介した貯金のテクニックを心に刻んで、貯金マインドに切り替えましょう。
貯金が全くできていないのであればまずは最初のステップとして10万円からスタートしてもいいかもしれません。そこから徐々に貯金の目標金額のハードルを少しずつ高くして貯金金額を増やしていけばいけばいいのです。
ある程度貯金ができる体質になれば、昔の自分とは全く違った生活習慣行動になっているはずです。
さらに貯金がなかった頃に比べるとお金がある安心で心に余裕が生まれていることでしょう。
皆さんの貯金生活の参考になれば幸いです。