読書をする際、電子書籍にすることで快適な読書ライフを送ることができると思っています。
今回は私が実際に行っている電子書籍を使った読書方法をご紹介します。
電子書籍を読むならタブレット一択
電子書籍を読むのであればkindleなどの専用端末があるためそれで読むべきか迷いますよね。
私も以前は紙のような質感が感じられる電子インクに感動を覚え、専用の端末で読んでいました。
しかし、今では専用端末でほとんど読むことはなくタブレット端末に入っているアプリで読むことにしています。
電子インクを使用した専用端末で感じた点
画面が紙のように美しい
電子インクを使用しているため、本当に紙にインクで印刷されたような見た目です。
動作がもっさり
中のCPUが高性能なわけではないためか動作が非常に遅いです。
一度本を読み始めたらページめくりに関してはそこまで遅く感じることはないんですが、自分が重要だと思ったところにマーカーを引いたり別の本を読もうとライブラリに戻ろうとすると動作がワンテンポ遅いです。
マーカーに関しては自分が引きたいところに対してなかなかうまく反応してくれないため非常にフラストレーションが溜まってしまいます。
マーカーが一色
電子インクは色の表現ができないため、重要な箇所にマーカーを引くときは一色だけになります。
後で見返したときに自分がなぜこれを引いたとのかをわかりやすいように異なる目的でマーカーを引きたいので用意されたのが一色だけだと後から見返した時に非常に分かりづらくなってしまいます。
タブレット端末での電子書籍運用方法
目が疲れないように専用端末を利用していましたが、なかなか使用に耐えれるものではなかったので、思い切ってタブレットで読んでみようと思ったらこれが快適でした。
画面設定の変更で目は疲れない
アプリのデフォルト設定で本を読んでいると目が疲れまくると思います。
そこで改善案としてページの背景色をベージュ系の色や黒色にしてみましょう。
こうすることで目に入ってくる光が弱まるため目が疲れにくくなります。
さらに画面の明るさもできる限り抑えたり、ブルーライトカット設定をすることでもかなり目の負担が和らぎます。
こうすることでほとんど目が疲れない最強の組み合わせだと思っています。
集中モードで快適に
専用端末とタブレットで読む時の違いで最も言われているのが、通知による読書の妨げです。
確かに専用端末ですと読書に特化しているので他のアプリやSNSの通知が来ることはなく読書に没頭することができます。タブレットの場合は読書に没頭しようにもそういった通知が読書中に来るため読書に集中できないと言われていました。
しかし、最近の端末ではタブレットに一切の通知が来なくなる集中モードが搭載されているため、それをオンにすればそういった通知を遮断して読書に没頭することができるようになりました。
もし、そういったモードが搭載されていないのであれば、読書中は端末を機内モードにして外部との通信を自体を遮断するのもいい方法だと思います。
線を引いて痕跡を残そう
文章だけで構成されている電子書籍を読む際に必ずやってほしいことはマーカーを引くことです。
この作業は後で必ず重要になってきます。
電子書籍では簡単にマーカーを引くことができ、さらにタブレットなどカラーディスプレイ端末ではマーカーの色を4色も選べます。私は最初重要な箇所だけ一色のみで引くことをしていましたが、今では用途別に4色をフル活用しています。
マーカーを4色引けるという特性があるので一色しか引くことができない専用端末からタブレットに完全移行したと言っても過言ではありません。
マーカーを引くことは本を見返した時にこそ力を発揮します。
- どこが自分にとって知らなかった語句なのか
- どこが著者の意見と反対の意見なのか
- どこが重要な箇所、著者の意見なのか
これらをパラパラとページを移動するだけで一目で気づくことができます。
是非とも皆さんに実践してみてほしいと思います。
読書の後はアウトプットしよう
本を読破をした後、その達成感と解放感からその本のことはほったらかしにしてすぐ次の本を読み始めていませんか?
それは実にもったいないです。
なぜなら読書した内容なんてほったらかしにしていたら日数が経つごとに忘れて行ってしまいます。
私の経験上、読んだ後に何もしないと1ヶ月もすればどんな内容だったかもおぼろげになっているかすっかりと忘れてしまいます。
そこで本を読み終わったら読破した本のことをアウトプットしましょう。
アウトプットすることで情報が整理され、自分の知識財産にすることができます。
そのアウトプットの方法は色々ありますが、おすすめはノートに書き出すことです。
ノート中に大事なことを自分の文章でまとめたり、図解をします。こうすることでただ著者の言っていることをそのまま写経するのではなく、自分の中で著者の考えを一度頭で整理してから自分の言葉や図解で表現をすることができるので、より頭の中に内容の印象が残りやすくなります。
まとめる時に本を見返すと思うんですが、その時にマーカーを引いた効力が発揮されます。
何も線も引いていない本を読み返すときにまた一から全部を読み返す必要がありますが、マーカーによる軌跡を残すことで、アウトプットする際に重要な部分などが一目でわかり、時間の短縮に繋がります。
まとめ
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
今回は電子書籍の読書方法を紹介しました。
おすすめなのは専用端末で読むよりタブレット端末で読むことです。
読書の快適さに加え、色付きのマーカーを駆使して自分が読んだ痕跡をグループ分けしてより詳細に残せるからです。
本は一度読んだら終わりではありません。
何回も読んだり、アウトプットする時で自分の血となり骨となります。
その際に最初から最後までもう一度読むのではなくいかに効率よく本に書かれた重要な内容にアクセスできるかが鍵になってきます。
皆様の快適な読書ライフの手助けになれば幸いです。