夫婦二人の時には広々と使用できていたダブルベッドも子供が産まれて三人で横になって寝るとなると窮屈に感じてしまいます。
おまけに我が家で所有していたダブルベッドは下に引き出しがついていたのでフレームだけでも高さは30cmもありました。マットレスや敷布団をその上に置くとなると高さはゆうに50cm以上にもなってしまいます。この高さであれば広さを我慢して寝たとしても子供が万が一ベッドから転げ落ちでもしたらとても大変なことになってしまうのは当然でした。
子供をきっかけに所有していたダブルベッドは泣く泣く処分することにして、三人で広々と寝れるベッドの購入を検討することにしました。
そこで、候補に上がったのが、ベルメゾンから販売されているパレット風ベッドです。
小分けになったパレットパーツを組み立てるだけでベッドなのに布団を敷いた時より少しだけ高い位置で寝ることができるローベッドが完成します。
今回はこのベルメゾンのパレット風ベッドをレビューしてみたいと思います。
子育て世代を含めてパレット風ベッドが気になっている方の参考になれば幸いです。
組み合わせは自由自在
ベルメゾンのパレット風ベッドはパーツセットを組み合わせて自分の好きな大きさやデザインを楽しむことができます。
我が家ではシングルサイズを二枚横にくっつけて横に広く、そして頭部側にはベッドボードをつけることにしました。
我が家では広々とシングルベッドを2枚くっつけて寝たかったので購入パーツはベッドボード用2枚セットと8枚セットを2つずつ購入しました。
組み立て
ベッド本体とベッドボードで組み立て方はそれぞれ異なります。
ベッド本体
普通のベッドであればフレームを組み立てることに多くの時間を割かれるかと思いますが、パレット風ベッドの場合は基本的には床にパレットパーツを並べるだけで完成しちゃいます。
床にパレットパーツが並べ終わったらパレットの位置がずれないようにパレットとパレットの間の連結したい部分にコの字の金属パーツを上からはめればいいだけなので超簡単です。
この連結パーツが上からはめるだけなことがこのベッドを決め手の一つにもなります。他のパレット風ベッドだと連結パーツはずれないようにマジックテープで止めるタイプもありました。
マジックテープでパレットを固定するのであれば、ベッドを組み立てる時にマジックテープをくるくると巻く必要があるのはもちろんのこと分解する時に一個一個テープをベリベリと外していかなければなりません。組み立て時と分解時の両方で気の遠くなるような時間と労力が必要になることは想像できます。
一方、金属パーツだと組み立て時には上からはめるだけで済みますし、分解しようと思ったらハマっている金属パーツを取り出すだけで終わりなので超ラクちんです。
ベッドボード
ベッド本体の組み立てには床に置くだけなので時間はかかることはないんですが、ベッドボードも追加で購入した場合は組み立てに少し時間がかかってしまいます。
ベッドボードも基本的にはパレットなので本体部分と作りはほぼ同じですが、そこに天板を取り付けたり、ベッドボード同士を繋げるためにドライバーで組み立て作業が必要になってきます。
ベッドボードの天板の高さは2段階でお好みの位置で設置することができます。
天板の位置を一段目にすれば、ベッドボード上に平台ができるので、そこに目覚まし時計やスマホを置くことができます。
一方、天板の位置を2段目にすればベッドボードの中に高さ14cmほどの収納空間ができるので、そこにあまり見せたくない配線などを隠すこともできますし雑誌や本を立てかけることもできます。
我が家では天板を真ん中の位置にしたベッドボードには電源タップとスマートスピーカーである初代Amazonエコーを収納しています。この二つを無造作に入れていますが、外からは中の様子がわからないようにいい感じに隠れているので、中のゴチャつきは外からはほとんど気になりません。
ベッドボードが完成したらベッド本体と繋ぐことになりますが、こちらは先ほど紹介したコの字パーツを上からはめるだけなので簡単に行えます。
我が家での使用方法
ベッドが完成したらあとはマットレスや布団を敷いて寝られるように整えるだけです。
マットレス
ベッド本体が分解が簡単のため、マットレスも簡単に片付けられるものを購入しました。
マットレスはニトリの三つ折り腰を支えるマットレス Sです。コイルなどは入っていませんが、厚さが8cmもあってしっかりと体全体を包み込むようにしっかり支えてくれることに加えて一番負担部分がかかる腰部分が頭や足の部分に比べて硬い素材を使っているので横になっても疲れを感じません。以前は高価なコイル付きマットレスも使っていましたが、今はこのニトリのマットレスでも何の問題なく以前と同じくらい快適な睡眠を得られています。
お値段に関してもシングルサイズで一万出せばお釣りがくるので超お買い得マットレスの一つだと思っています。
マットレスズレ対策
すのこ表面がとてもツルツルとした処理を施されているため、軽いマットレスを乗っけていると少しの衝撃でベッド本体からマットレスが動いてしまいます。
マットレスがずれないようにベッド本体の表面の何箇所かに100均で販売している滑り止めシートを貼ることでマットレスがズレることを防止することができます。滑り止めシートはパレットの上に貼れるように適切なサイズにカットして、両面テープで接着面を固定しています。
使用した感想
ベッドを数ヶ月使用して個人的に感じたことを紹介していきます。
布団で寝ているような感覚
マットレスや布団を敷いたとしてもこのベッドで寝ると床面から20cmほどの高さしかありませんので、床に布団を敷いてその上で寝ているような高さの感覚で眠りにつくことができます。
一般的なベッドを使用していた人からすると横になった時の天井との距離に初めは違和感を初めは感じるかもしれませんが、慣れていくと気にならなくなります。
お布団で寝ると床とほぼ同じ高さで寝ることになるので埃が気になるかと思いますが、床よりわずかに高さがあることによって埃はほぼ
小さな子供を寝かせても安心
一歳近くになる我が子が寝返りを打って勢いよくベッドから転げ落ちた時がありましたが、ケロッとしてまたベッドの上に這い上がってきました。
高さのあるベッドであれば落ちて頭を強く打つなどして大惨事に繋がっていたことは否めません。
掃除
ベッド下は高さ7cmの空間しかないため、残念ながら時短家電の一つロボット掃除機は高さの都合上ベッドの下を掃除することはできません。
ロボット掃除機を導入しているご家庭はベッド下を掃除をする際は面倒となりますが手動でクイックルワイパーなどを使う必要があります。
大掃除の時など寝室の床をくまなく掃除したいと思っていても一般的なベッドだと動かすことは簡単ではなく、半ば諦めているかと思いませんか。
このパレット風ベッドだと簡単にバラバラに解体することが可能なので他の部屋に分解したパレットパーツを他の部屋に持っていけば、床全体を綺麗にすることができます。
最後に
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
今回はベルメゾンから販売されているパレッツ風ベッドのレビューを紹介しました。
結論としては子育て世代で子供と一緒に布団ではなくどうしてもベッドで寝たい方には究極的におすすめのローベッドだと感じています。
また、パレット自体がとても軽くて、簡単な仕組み誰でも組み立てや分解も簡単なのも魅力の一つです。
それでは、また。