子供が夢中になって遊んでくれるおもちゃを探していると、レールの上をボールが転がっていく「スロープトイ」にたどり着くことがあります。
我が家でもこれまでいくつか購入してきましたが、「面白いけれどコースを作るのが大変」「せっかく作ってもすぐ壊れる」など、なかなか理想のおもちゃには出会えませんでした。
そんな中で偶然見つけたのが、ラベンスバーガーの「GRAVITRAX(グラビトラックス)」です。
しかし、対象年齢は8歳以上。それでも「大人がコースを組み立てれば3歳の子供でも楽しめるのでは?」と思い、思い切って購入してみました。
今回は、3歳児と一緒にGRAVITRAXで遊んでみて分かった魅力や対象年齢は8歳からだけど3歳児でも楽しめるのかを正直に紹介します。
GRAVITRAXとは?
GRAVITRAX(グラビトラックス)は、ドイツのラベンスバーガー社が展開する、ボールが転がるコースを自分で組み立てて遊ぶ知育玩具です。
タイルやブロック、レールなどのパーツを組み合わせてコースを作り、スタート地点からボールを転がします。
単純にボールを転がすだけではなく、ジャンプさせたり、スパイラル状のコースを通したり、磁石の力でボールを加速させたりと、さまざまなギミックを組み合わせられるのがGRAVITRAXの面白いところ。
さらに、コースの高さやパーツの配置を変えることで、同じパーツでもまったく違うコースを作ることができます。
そのため、「説明書通りのコースを作って遊ぶ」だけでなく、慣れてくれば自分でコースを考え、ボールが最後まで走り切るように試行錯誤する楽しみ方もできます。
ただし、対象年齢は8歳以上。我が家では3歳の子供が遊ぶために購入しましたが、コースの組み立ては基本的に大人が担当しています。
では、なぜ3歳児向けではないGRAVITRAXを我が家が購入することになったのか。
まずは、これまで我が家で遊んできたスロープトイから紹介していきます。
我が家のスロープトイの歴史
子供って組み立てられたレールの上をボールを転がして遊ぶおもちゃ好きですよね。
我が子でもそれは変わらず、YouTubeでピタゴラススイッチやボールを転がして遊ぶ動画を小さい時から真剣に見て楽しんでいました。
お家でも手軽に遊べるスロープトイをと思い、GRAVITRAXに出会うまでに色々なおもちゃを購入してきました。
これまでに購入してきたスロープトイを紹介します。
トイローヤル コロコロコースター
子供が一歳の時に初めて購入したレールトイ。
転がすボールも大きいため、誤飲する心配もないので選びました。
組み立ては一歳の子供には難しいため、大人がやる必要があります。
たくさんのギミックがあるので、一度ボールを転がすと子供は夢中になってボールを目で追い、ゴール地点に到達するとスタート地点にボールを持って行っていました。よっぽど楽しかったんだと思います。
コースを組み替えてあげて遊んでいましたが、時間の経過とともにパーツ同士の接続が弱くなっていき、ちょっとした衝撃でパーツがバラバラになることが多くなりました。
子供が活発になればなるほど、レールトイに当たることも多くなり、その度に組み立てたコースが崩壊。また組み立て直しという負のスパイラルに陥りました。
コンセプトは面白いおもちゃだと思いますし、何度でも遊べるリプレイ性もあったと思いますが、いかんせん強度が無さすぎました。
せっかく組み立てたコースが崩れる度にまた組み立て直す作業が必要なことと子供も残念がる顔が増えてきたので、結局泣く泣く手放すことにしました。
ころころビー玉コースター
次に購入したのはころころビー玉コースターです。
子供が2歳になって口に物を入れることがなくなって誤飲をする心配がなくなったため、ビー玉サイズのレールトイでも大丈夫だろうと思い購入しました。
前回のコロコロコースターで懸念だったパーツ同士の接続もブロックになったことでしっかりしており、組み立て後に簡単に壊れる心配はありませんでした。
しかし、難点だったのが、説明書を見ながら作った大人でもめちゃめちゃ苦労する組み立て工程。
難しすぎて何度も投げ出したくなりましたが、説明書通りのものが一旦完成し、スタート地点からボールを転がすと子供は喜んでいました。
コロコロコースターでは組み立て工程自体はとても簡単なので、色々なコースを作って子供に披露してあげていましたが、このコロコロビー玉コースターはコースデザインをするためにブロックの配置から細かく設定する必要があり、とてもじゃないけれど別のコースを作るなんて私には無理でした。
そのため、説明書通りのコースを作ったままで放置する結果となり、子供も同じコースばかりでは慣れてしまい飽きが来るのも早かったです。
自宅で本格的に楽しめるスロープトイってなかなかないなぁ〜というのがこの時に感じていました。
そう、GRAVITRAXを知るまでは・・・
GRAVITRAXを購入
近くのイオンでお買い物をしていたところ、おもちゃ売場のセール品コーナーに見慣れないおもちゃが定価の半額以下で売られているのを発見しました。
それが我が家とGRAVITRAXの運命的な出会いとなるのです。
GRAVITRAXのパッケージをよく見るとたくさんのパーツが入っていて、コース設計も簡単そうでギミックもある。ずっと探していたスロープトイの究極系だと感じました。
一旦は家に帰ってGRAVITRAXについて色々情報収集をし、対象年齢が8歳からとはなっていましたが、親である私が組み立てるのと、いろいろな追加ギミックがあるのでそれを購入すれば飽きも来ないだろうと踏み、翌日GRAVITRAXを購入しました。
購入したのは基本コースに加えてアクションパーツにスパイラルとトランポリンが入っているアクションセット ツイストです。
本来であれば、スターターセットから買うのが推奨されていますけれど、これ一つでとりあえずコースは組み立てられるということなので、購入に踏み切ったわけです。
遊んでみた感想
購入後、パッケージを見た子供は早速遊びたいと感情を表に出していたので、開封し、遊んでみました。
ここからは開封して3歳児と遊んでみた感想を紹介します。
組み立ては超簡単
同封の説明書には一切言語が書かれておらず、ひたすら図でそれぞれのタイルやパーツの説明がされています。
まだ文字が読めない子供でも図が理解さえできれば、意味は理解できると思います。
ただ、今回組み立ては大人である私が行いました。
説明書の後半部分はモデルコースが易・普通・難の3種類掲載されていて、説明書通りに作っていけば、遊べるコースを簡単に作ることができます。
組み立て時間やコースの複雑さもレベルが上にいけば行くほど上がっていきます。
まずは易で肩慣らしをして、徐々に普通、難とレベルをあげていくのがいいと思います。
難コースは時間もかかりますが、付属しているパーツをほとんど使った超大作を完成させた後の達成感はハンパないので、GRAVITRAXを買ったらぜひ挑戦しましょう。
無限に遊べる
一度コースの組み立てが終わったらあとはスタート地点からボールを転がして遊ぶだけです。
ただそれだけなんですが、小さな子供にとっては中毒性があるようで、ゴール地点に入ったボールをスタート地点に移動してまたゴール地点に転がす、これを何度も繰り返しやっていました。
一つのコースを作ってあげたらとりあえず、気の済むまで転がしさせてあげて少し飽きたかなと思う頃にじゃあ次のコースを作ってあげるねと声かけしつつ、一旦崩して説明書を見ながら新しいコースを作ってあげる。コースの組み立ての際は私が説明書と格闘しながらコースを作り上げている横で自分もコースタイルを適当に並べてコースを作っている雰囲気を味わっていました。
最初の方はどうしても説明書を見ながらですが、自分で考えたコースをトライアンドエラーしながら組み立てていくとさらに時間はどれだけあっても足らないと思います。
まさに無限に遊べるおもちゃだと思いました。
3歳児には組み立ては難しい
ここまではいい点ばかりにフォーカスを当ててきましたが、やはり予想通りと言っちゃなんですが、3歳の子供には組み立ては正直難しいと思います。コースを組み立てるには絶対に大人がやることが必須です。
元々対象年齢を8歳からと設定しているので仕方ないんですが、3歳だとしても自分なりにヘックスタイルにコースタイルを並べたりすることはしているので、簡単で短いコースくらいなら8歳を待たずに4歳くらいから作れそうな気がしています。
これからの我が子の成長に期待です。
即追加で購入したGRAVITRAX
GRAVITRAX アクションセット ツイストを購入してから数時間ほど堪能してこれは神おもちゃだと確信はしましたが、ここで大きな問題が発生しました。
スロープトイは位置エネルギーを運動エネルギーに変えることでボールの動きに躍動感が生まれますし、高い位置にスタート地点を置くことができれば長いコースも作成することができます。
しかし、購入したアクションセット ツイストには高さを出すタイルが入っているには入ってはいますが、そこまで劇的に高さを出せるかと言われれば正直微妙です。
そこで、目をつけたのが、GRAVITRAX PRO スターターセットです。
このスターターセットには高さタイル7枚分の高さを持つピラーが入っています。
これを使うことでGRAVITRAXのコース作りで簡単に高さを出すことができるようになるのです。
アクションセット ツイストで遊んで数時間でGRAVITRAXの面白さに気づき、このPROスターターも勢いでポチってしまいました。
高さを出すためのピラーはパッケージ開封時には4つのバラバラのパーツが入っていて、それらを組み立てる必要があります。
組み立てさえできてしまえば、たった一個でかなりの高さができるパーツができるのでGRAVITRAXで遊ぶには必須のパーツと言えると思います。
PROスターターには他にもピラーの横に差し込んで使える壁などもあってより複雑なコース作りが可能になります。
しかし、複雑になればなるだけ、組み立てに時間はかかるようになります。PROスターターの難コースを一つ組み立てるのにかかった時間はアクションツイストの倍くらいかかりました。
組み立てに時間はかかるものの、高さが出ることにより一回のコースをとても長くすることができます。
また、PROスターターキットにはマグネットキャノンというガウス加速機の構造を持っているアクションパーツがついてきます。一度減速したボールにスピードを持たせることができますし、子供にガウス加速機というものが存在するというのを教えるきっかけにもつなげることができます。
このPROスターターキットはGRAVITRAXをとりあえず始めたいという方にはぴったりだと思います。
今後について
GRAVITRAXの購入を決めてからわずか二日でアクションセットツイストとPROスターターキットの二つを購入してしまいましたが、他にもたくさんのアクションパーツがあるので、コツコツと色々なパーツを揃えていこうと思っています。
ちなみに今気になっているアクションパーツはリフターセット。
ボタンを押すことで、ボールを次々と発射するアクションパーツが付属しているパッケージです。
ゴール後、子供は何回もスタート地点にボールを持ってきては転がしていました。
その動作もこのリフターを使って周回コースさえ作ってしまえば、ボタン一つで永遠に遊んでくれそうな気がしています。
そして、次の大きなセットパッケージで狙っているのはGraviTrax POWER 拡張セット インタラクションです。
今まで購入してきたGRAVITRAXは位置エネルギーや磁力の力を使って、ビー玉を動かしていましたが、こちらのPOWERは電力を使ってボールを動かすことができます。
つまり、一度周回コースを作ってしまえば、人間の手を使わずに永遠と回り続けるコースを作るのも夢ではないということです。
電池を使う構造ということもあり他のパッケージよりもお値段が高いため、購入はまだまだ先になるとは思いますが、いつかは購入したいと思っています。
最後に
ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
今回は対象年齢が8歳以上GRAVITRAXを「3歳の子供にはまだ早いかな?」と思いながら購入した感想を紹介しました。
実際感じたことはコースを組み立てるのは3歳児には少々難しく、大人のサポートが必要だと思いました。それでも、完成したコースでボールを転がして遊ぶだけなら3歳でも十分楽しめること間違いないおもちゃです。
むしろ、親がコースを組み立てて、子供がボールを転がすという役割分担ができるので、一緒に「次はどうなるかな?」と話しながら遊べるのがGRAVITRAXの魅力だと思います。
そして何より、子供のために購入したはずの私自身がGRAVITRAXにハマってしまいました。
アクションセット ツイストを購入してから数時間で「もっと高低差のあるコースを作りたい」と思い、気がつけばPROスターターセットまで追加購入。まだまだ気になるアクションパーツもいっぱいあります。
3歳児が一人で遊ぶおもちゃとしてはおすすめできませんが、親子で一緒に遊ぶスロープトイとして考えるなら、GRAVITRAXはかなり面白いおもちゃですし、これから子供が成長して、自分でコースを考えて組み立てられるようになったら、今とはまた違った遊び方ができるはず。
しばらくは親子でGRAVITRAXのコース作りを楽しみながら、少しずつパーツを増やしていきたいと思います。

